今日は友人Mちゃんと、美輪さんの舞台【黒蜥蜴】を観に行きました。
美輪さんの舞台と言えばテアトル銀座だったのに、2013年に閉館してしまったので、今回は初めての新国立劇場での公演です。
入場してすぐに美輪さんのサイン本&公演パンフレット売り場へ直行して、まだ持っていない本を2冊と公演パンフレットを買い求めました。
会場内を埋め尽くす沢山のお花がとても良い香り。
お花の贈り主の名前を見ていたら、過去にこの方のお名前でお花が贈られていたのを見た記憶がないので、珍しくてパチリ。
私、ガラスの仮面は文庫版で全巻買い続けていますよっ☆彡
テアトル銀座ではもう少し時間に余裕を持たせていたような気がするのに、追い立てられるような感じ。もしかしたらシドニーでのノンビリな時間の流れが習慣になってしまって、私だけ時の流れが少し違うのかもしれないけれど、休憩時間にしても開場〜開演までの時間にしても(30分しかないんです!)、もっとゆったりと過ごせたら良いのに・・・と残念に思いました。
座席は前から5列目のど真ん中!
美輪さんの香水の香りも、劇中で使われるタバコの匂いも伝わってくる、とっても舞台に近い席。
Mちゃんは以前から美輪さんのファンだったけれど舞台は初めてとのことで、良席で観劇できたことを喜んでくれて、お誘いして良かった〜と心から思いました。これからは音楽会や他の舞台も一緒に観に行きたいね、Mちゃん♪
帰宅してから過去に観劇した舞台の公演パンフレットを見たのだけど、何故か黒蜥蜴は買っていなかったみたいで、双頭の鷲(2008年)、毛皮のマリー(2009年)、葵の上・卒塔婆小町(2010年)のパンフレットしか見当たらない。
確か2008年くらいに初めて観たから、7年振りかな。
これからご覧になる方もいらっしゃると思うので内容については触れませんが、前回とは全く異なる構成になっていて、舞台というのは解釈次第でこんなにも違ったものになるんだな〜と思いました。
美輪さんの舞台は難しい題材が多くて、しかも原作者が三島由紀夫、ジャン・コクトー、寺山修司といった、今はもうこの世に存在しない方々が数十年前に完成させたもの。
双頭の鷲では思いっきり寝ちゃったし(ごめんなさい・・・)、舞台を見終わった後も内容を把握できない可能性もあるのだけど、黒蜥蜴は予備知識なしで大丈夫。
黒蜥蜴は1〜3部まであり、1部が65分、2部が45分、3部が80分という長時間の舞台。
しかも洋装から和装、和装から洋装への早着替えが求められることもあって、『とても大変なので、今年で最後の公演になります』と1月の音楽会で美輪さんが仰っていました。
その時点で東京公演は完売になっていたそうなのですが、先ほど公式サイトを見たら、追加公演が9月に東京で行なわれるそうです。
興味のある方は公式サイトをこまめにチェックなさって下さいね。
今週末の東京公演千秋楽にも足を運ぶので、最後の黒蜥蜴をたっぷり楽しみたいと思います。
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