降って湧いたシドニー行き

 

 

2009年12月中旬かな、旦那が突然、「シドニーに行くのって、どう思う?」と言った。

私は即座に「あり得ないでしょ!」と。

 

旦那は1月末で仕事を辞める意思を示していて、少しずつ転職活動を始めた所だった。

そんな会話すらすっかり忘れていた年末のこと。

私の実家の両親・妹夫妻・私達一家でお食事会をした時、「シドニーでの仕事のオファーが来ているんですよぉ~」と、私ですら聞いてもいなかった事を口走った旦那。

 

冗談かと思えば、正式に仕事のオファーが届いたらしい。

しかも年始早々に返事をしなければならない・・・と。

その後、新年を味わう気分さえ持てないまま、毎日PCで情報を検索する日々が続きました。

 

今回の仕事はアメリカの会社からのオファー。

日本から転勤する訳ではないため、渡航費・引っ越し費用やビザなどは負担してもらえるものの、家賃や通勤費などはすべて自分持ちとなるらしい。

仕事を受けるかどうか決めるため、最低限、調べたこと。

  • 治安
  • 家賃の相場
  • 小学校
  • 生活費

 

納得できない点を先方に伝えて、妥協しなかった。

オファーがなくなっても全然構わないと思っていたし、正直な所シドニーに行くなんて想像もつかなかった。

 

結果的には、こちらの要望が全て通ってしまい、逆に断れなくなって。

降って湧いたような、シドニーへの道が拓けてしまった訳です。

 

PCの画面を開くだけで涙が出てくるほど、眼精疲労になるくらい調べました。

それでも欲しい情報が得られなかった日々については、これからゆっくり書いていこうと思います。