第48回 一から始める新選組勉強会

 

こんばんは、遅咲きの桜鬼です。

昨日は月に1回の釣洋一先生による「一から始める新選組勉強会」に参加してきました。

 

過去2回は30分くらい遅れて始まっていたこともあって、敢えてゆっくり目に10分遅れくらいで行ったら、すでに始まっていました(^_^;) しかも、ほぼ満席状態!

3回目の参加ですが、回を追うごとに参加者が増えて賑やかになっています。そして、15名ほどの参加者の内、女性も多くて男女比はほぼ半々みたいな感じです。

 

午前中にfacebookページにて先に情報公開されていた通り、榎本武揚氏の直系ご子孫(ひ孫)である榎本隆充氏がいらっしゃいました。

私の右隣りに座っていらしたfacebookページ主催者Aさんがしきりに『榎本さんは滅多に参加なさらないし、この機会に写真を一緒に撮ってもらった方が良いよ!』と仰ったので、その言葉に押されるように記念撮影をさせて頂きました。

 

IMG_2335

 

 

一番右が釣洋一先生、そして左から2番目が榎本隆充さんです。

今回の勉強会では特に榎本さんのご発言はありませんでしたし、この直後にお帰りになられたこともあって、私は写真をお願いする時のひと言しかお話する機会はありませんでしたけど・・・だって、新選組の史実を学び始めて3ヶ月やそこらのぺーぺーが何を話すって言うんです!?

 

肝心の勉強会ですが、今回は山南敬助についてでした。

彼についてはまだ明らかになっていないことばかりで、確実に分かっている史実は非常に少ないようです。

例えば、亡くなった時も自刃だったと証言したとする書が残っていたかと思えば、沖田総司の介錯による切腹という説もあります。おそらく、子母澤寛さんの本によって多くの人が切腹の説を信じていると思われますが、これも史実かフィクションかはまだ判断できないそう。

亡くなった時刻の算出方法についても講義があったのですが、和暦に造詣の深い釣先生の話に付いていけるワケもなく、マイクの音量も小さくてよく聞き取れなかったこともあって、全然理解できませんでした(>_<)

 

歓談の時間になると、左隣りに座っていた若者T君(私よりもひと回り以上年下なので若者と呼びます)が、すごいペースでビールを飲んでいました。ほろ酔い気分だったのか、初対面なのに「誰か良い人いませんか?」と恋愛相談されて大笑い。

このT君と右隣りにいたA氏は天然理心流の兄弟弟子の関係らしく、T君の奥に座っていた「先生」と呼ばれていた方が3年ほど前に立ち上げた試衛館の館長さんの高鳥天真さんとのこと!

その試衛館の練習は四谷小学校の体育館を借りて行なわれていると知り、ビックリ。我が家の学区がこの小学校だったのです(子供たちは別の小学校に行ったのですけどね)。

シドニー在住中に賃貸に出したので今は別の区に住んでいますが、私たちにとっての地元であるこの地域で天然理心流を教えている試衛館があるなんて驚きました。近藤勇が教えていた試衛館は今の市谷柳町近辺だったと思うし、沖田総司が亡くなった場所も新宿御苑の千駄ヶ谷門近くということで、新宿区のその辺りは新選組に縁のある地域らしいのですが。

 

昨日は父と席が離れたお陰で、他の参加者さん達とお話する機会に恵まれてありがたかったです。

すでに来月の勉強会が楽しみ〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2 件のコメント

  • 毎回有意義な受講をなさっているご様子で、羨ましく存じます。

    榎本隆充氏は、幕末維新関連イベントによく招かれておいでのようですね。
    よくお名前をお見かけしますし、催しでご挨拶を拝聴したことも何度かあります。
    9月17日、BSプレミアム「英雄たちの選択」にも出演なさっていました。
    10月3日の東軍殉難者慰霊祭では、祭文奉読をなさるご予定だそうです。

    高鳥天真氏も、同様に催しでお見かけします。
    数年前、天然理心流の演武と講演を拝見・拝聴し、勉強になりました。
    遅咲きの桜鬼さんも、いずれそのような機会があるのではと存じます。

    山南敬助については先日、研究家・清水隆先生の講演を拝聴しました。
    剣流が小野派一刀流、師匠が大久保九郎兵衛忠冝と解明された方です。
    釣先生の山南に関するお話も、いつか承りたく思います。

    • 東屋梢風さん、こんばんは。

      今日は釣先生の勉強会でした。帰りの電車の中でコメント受信メールが届き、タイミングの良さに驚きました。どこかで私を見ていらしたのかしら?と思ったくらいです(笑)

      榎本武揚という人物も函館へ向かって土方歳三と共に戦った人物ということくらいの知識しかありません。有名な幹部隊士数名しか分からないので、今日の勉強会でも、釣先生が慶応元年に入隊した新選組隊士名簿に名を連ねる人たちについてお話して下さったのですが、知らない名前ばかりでした(^_^;) 

      釣先生のお話は山南を「やまなみ」と読むのか、「さんなん」と読むのか、という検証から始まりました。そして先生が突き止めた史料についてのお話に入り・・・という流れで、本当に細かく検証を重ねていく方法です。一生懸命聞いたことをノートに書き写しているのですが、どうしても話し言葉の速さには付いていけないので、途中から「???」という状態になってしまいます(T_T)

      今日初めて個人的に高鳥さんとお話させて頂いたのですが、このお方も有名なのですね・・・本当に場違いなくらい何も知らない私です。

  • 東屋梢風 へ返信するコメントをキャンセル

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください