麻雀自主練 2017年8月

 

 

今日は久しぶりに4人揃ったので、雀荘で自主練をしました。

自主練の参加自体がお久しぶりのメンバーばかりだったこともあって、まずは基本のアガリ役(メンゼンツモ、タンヤオ、ピンフ)とよく出るアガリ役(イーペーコー、三色同順、一気通貫、チートイツ)を目の前にある山の牌を使ってテンパイ形を作る練習からスタート。

 

テンパイ形を各自で作ったあと、去年麻雀を始めたばかりのメンバーは待ちの牌とアガった時の役の申告を練習。

そして、すでに普通に打てるメンバーは点数申告の練習。

点数計算はハン数と符計算の2つから成り立つので少し複雑だし、まだ符計算は習っていなかったので、私が○符と伝えて、それを元に点数表を使いながら点数申告をしました。

 

ピンフという役は色々と制限があって初心者には覚えるのが難しいのだけど、点数計算でもちょっと厄介。

たとえばピンフ・ツモだったら2ハンのはずなのに、400・700点という一番下のラインになる。

特殊といえば特殊なので、たまご組の点数計算合宿では「ピンヅモドラ1 ナナトーサン(700・1300)」を呪文のように唱えて覚えるように勧められます。

この700・1300を基本として覚えておくと、ピンヅモのようにこれより1ハン少なければ400・700、メンタンピンツモのように1ハン多ければ1300・2600(イチサンニーロク)とすぐに分かるようになります。

 

次に7枚麻雀で復習したあと、東風戦(東1〜4局だけで終わる)で実践開始。

たまご組は途中流局(四風子連打なし)&途中終了なし(点数がマイナスの人がいても必ず南4局までおこなう)の東南戦を採用しているのですが、初心者は何を切れば良いか考えるのに時間がかかるのと、場決め・親決めの練習もしたかったので、今回は東風戦で。

 

普段のたまご組定例会では「光の速さで切る(=ツモったらすぐに捨てる)」と花せんせーに言われて、考えることなく「エイっ!」と切っているメンバーですが、本当はすぐに捨てる牌が分かるように自習することが大事なんですよ〜。

ま、そうは言っても自習なんてしないと思うので、自主練では時間をかけて捨てる牌を決めて良いことにしています。

その代わり、「なぜその牌を切るのか」と尋ねて、その人なりの理由を言ってもらいます。

「ソーズよりもマンズが好きだから」とか「何となく」という理由はお断り、っていう前提で(笑)

 

私自身、家族麻雀歴が長くて、牌効率(待ちの広さ)という部分をまったく学ばずに自己流でやってきました。今それを修正しようとしているのだけど、とっても苦労しています。

あと、ナシ・ナシのルールでずっと打っていたので、どうしてもアリ・アリのルールを上手に使いこなせない。

だから世田谷支部メンバーには、待ちの広さを基本にした一般的なルールの麻雀をしっかりと身につけてもらいたいのです。

 

麻雀を始めたばかりの時、一番最初はアガリ役の概念は使わずに、4枚や7枚麻雀でメンツと雀頭を作る練習を繰り返すのですが、その時に一番大切なのは待ちを広くすること。

それは通常の13枚での麻雀でも同じ。

 

たとえば、4巡目でこんな牌姿だったとして。

 

 を持ってきたとしましょう。つまり、こういう形になっています。

 

ここから、たいていのメンバーはを選びます。

でも、それで良いのかな?

 

はリャンメン待ち、はすでに出来上がっているメンツ、は雀頭候補なので残すのは確定。

そうすると、捨てる候補はから選ぶことになります。

 

麻雀は4メンツ+1雀頭で完成するので、すでに1メンツ出来ていて2メンツ候補があるということは、必要なのは残り1メンツ。

まだ4巡目と早い段階ですので、がドラやドラを使ったメンツにはならない場合、この2枚を切って欲しいのです。

 

を持ってくれば、またはという形になって、あっという間にリャンメン待ちになる。

でもしか待てないペンチャン待ちです。

 

ペンチャン待ちは一番弱い形で、リャンメンになるにはまずカンチャン(たとえばの形)になってから、次にを持ってきてになって、やっとリャンメンになる。

つまり、リャンメンになるには2ステップ必要になります。

 

そして、もう1つの理由。

すでに待ちなので、世の中に4枚しかないを2枚必要とする可能性があるんですよ。

 

こういうことを話しながら練習しました。

 

 

今日は改めて、「初心者は他の人の手牌にはまったく興味がない」ということが分かりました(笑)

というより、他の人に説明している時に「全然、聞いちゃいねー」という状態です。

 

ま、ね、理由は分かるのよ。

だって、自分のツモ番が来た時にスムーズに捨てる牌を選ぶためにも、今の自分の手牌がどうなっているか把握するのに精一杯だもんね。

でも、他の人の手牌がいつ自分に訪れるのか分からないよ・・・。

実際、たったの2巡後に別の人が同じ形になって、「うーん・・・」と悩んでいたからね。

 

ということで、思い出してもらうために牌姿を書いておくね。

 

を持っていて、他はすでにリャンメンやメンツ候補になっていると思ってください。

を持っていなくても、大丈夫だとすぐに気付いてね!

 

だって、があれば1メンツできるのです。

たとえばを持ってきた場合はになる。

 

メンツは3枚で揃うから、きっとを捨てるよね。

ということは、は持っていなくても構わない(働いていない牌)だと分かります。

 

他にも、「雀頭候補が3つくらいあって、1つが真ん中の牌(3〜7)だったら、それを1枚切る」ということも実践してみました。

真ん中の数字はすぐにリャンメン待ちになりやすい、というのがポイントです。

きっと次回の自主練では忘れ去られているとは思うけどね〜(^_^;)

 

【今日のポイント】

せっかく手牌を開いて打っているのだから、周りの人の手牌と選んだ捨てる牌にも少しは興味を持とう!