広角レンズのリサーチ

 

こんにちは、masakoです。

 

昨日の記事に書いたように、夏休みに母がフロリダ&NY旅行に招待してくれることになったので、この機会に広角レンズの購入を検討しています。

重いのはイヤなんです

 

Shaw Academyのフォトグラフィー基礎コース(全10回)でレンズの種類や画角についてのレッスンを学び、まだ記憶に新しいタイミングでのレンズ選び。

風景をダイナミックに撮りたい時におすすめなのは広角レンズというくらいは分かっています。

 

Shaw Academyのエデュケーター(講師)さんの良いところは、「こういう時はどんなレンズがおすすめですか?」と受講生がチャットで尋ねた時に、「まずは手持ちのレンズでどんどん写真を撮ってみてください。そうすれば、どういう時に今のレンズでは物足りないのか・・・が見えてきます。よく分からないままネットなどで調べた知識でレンズを購入しても、あとで使わなくなっては意味がないですよ。」と、言ってくれること。

 

初心者あるあるで、「あれも撮ってみたい、これも撮ってみたい」と妄想だけは膨らむけれど、経験値が少ないままでは適切な判断はできませんよね。

 

さて、そんな風に自分に言い聞かせつつ、「だってアメリカのディズニーワールドってすごく広いらしいし、広角レンズがあったほうが後悔しないで済むんじゃない!?」と、はやる気持ちを抑えられないのも事実。

Shaw Academyのエデュケーターさんの言葉が全然響いていないんじゃ?っていうのは、置いといて。

 

昨日の記事に書いたように、広角レンズと言っても、画角によっては超広角と区別されるものもあるようです。

今回はシンプルに、広角ズームレンズ or 単焦点レンズの2つに分けて検討しました。

尚、実売価格は2017年6月上旬現在、カメラのキタムラやビックカメラなど正規家電店が提示している新品レンズの価格で、最安値ではありません。

 

広角ズームレンズ

ニコン純正のFXレンズ(フルサイズ対応)としては、4種類の広角ズームレンズが展開されています。

AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED (実売価格 210,000〜220,000円)

 

通称、大三元という名前が付けられたレンズが3つあるらしく、ニコン大三元レンズの広角を担うのがコレらしい。

私は麻雀も趣味で月に数回は打つのですが(大三元は和了ったことないけど)、最初はどうしてこういう名称がついているのか理解できませんでした。

 

大三元は三元牌(白・発・中)を3枚ずつ揃えて完成する役満。

三元牌をレンズに例えると標準・広角・望遠の3つで、それぞれの最高峰と呼ばれるレンズを「大三元レンズ」と親しみと羨望を込めて呼ばれている模様。

 

そんなAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDですが、価格だけじゃなく重量もビックリな970gというもの。

素晴らしいレンズなのだとは思いますが、絶対に持ち歩きたくない重さなので、スペックを確認するまでもなく却下。

 

AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR(実売価格 130,000〜140,000円)

 

大三元ときたら、お次は小三元

小三元とは三元牌のうち2つが刻子(3枚)で残りの1つが雀頭(2枚)というアガリ役なのですが、レンズの世界にも小三元と呼ばれるものが存在するらしい。

 

そして、このAF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRが広角レンズ部門の小三元レンズだそう。

14-24mmに比べたら軽いとは言え、それでも680gもあって、同じ理由で却下。

 

AI AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED(実売価格 200,000円強)

 

2002年に発売され、今も現役の製品として販売されているこのレンズ。

完全に見た目だけですが、AIと付いているレンズに惹かれることが多い私。

いまいちAF-SとAI AF-Sの違いがよく分からないけれど、745gもあるので却下。

 

AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED(実売価格 76,000〜78,000円)

 

お手軽な広角ズームレンズという位置付けの割には、かなり評価が高い印象を受けたのがこのAF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G EDというレンズ。

重さは385gで、4つの広角ズームレンズの中でも最軽量。

それでも十分重い。

 

8万円って普通に考えたらかなり高いお買い物のはずなのに、最初の3つがビックリ価格すぎて、「安い!」と思わせるのが不思議(笑)

ニコンで選ぶなら、間違いなく18-35mmにします!

というか、ほぼこのレンズで決めています!(笑)

でも、軽さを最重視するなら、単焦点レンズという方法もあるわけです。

 

単焦点レンズ

 

AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G E(実売価格 86,000〜91,000円)

 

重量はAF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G EDより少し軽い355g。

と言っても、40gしか変わらない。

単焦点レンズ≠軽い、というわけではないのですね。

それでも、軽ければ軽いほど嬉しいのは事実。

 

AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED

 

重量は同じく355g。

画角の違い、細かなレンズ構成の違いなどがあるとは思うけれど、いまいち20mmと24mmの違いが分からない。

どちらもナノコーティングされていて、とても良いレンズなのだろうな・・・という印象。

 

番外編: DXレンズ

 

AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR(実売価格 36,000〜40,000円)

 

今月末に発売になるDXレンズ(APS-C機用)の超広角〜広角ズームレンズで、重さは230gと目を見張るような軽さを実現!

その上、とってもお財布に優しい価格設定も素晴らしい。

D5600とこのレンズという組み合わせもアリ、と思わせてくれる。

候補に挙げるなら、このレンズか18-35mmになりそう。

 

結論

18-35mmの広角ズームレンズにします!

カメラ本体の買い替えに比べて、結論が出るのが早い、早い(笑)

 

20mmや24mmで焦点距離が固定されたレンズよりも、ズームレンズのほうが初心者には使いやすいのではないか、と。

単焦点レンズと比べると明るいレンズとは言い難いものの、そこはDfがきっとカバーしてくれるはず(多分)。

 

50mm単焦点レンズを持って行く予定なので、2つとも単焦点にするのはどうなの?とも思うし、FXレンズはまだ50mmしか持っていないので、少しでもカバーする範囲が多いズームレンズのほうが今後の使い勝手も良いように思うのです。

 

今月末に発売予定のDX(APS-C)レンズ10-20mmはかなり魅力的だけど、18-35mmはFX(フルサイズ)対応レンズで、D5600にもDfにも使える。

 

あ、重いのはイヤ!と言っておきながら、持っていくカメラはDfの予定です。

だって、近くにあるだけで幸せを感じられるから。

それに、せっかく比較的軽いフルサイズ機があるのだし、20年振りのフロリダ&NYという貴重なチャンスですし。

 

昨日、木更津アウトレットに在庫確認の電話をしたら、大三元と小三元の広角レンズは在庫ありでした。

価格も価格ドットコムと同じかそれより安かったので、無料で3年保証が付帯することを考えるとお買い得だと思います。

 

今週で一旦お店が移転のため閉店するので、大三元・小三元レンズを狙っているなら電話で問い合わせてみてください。

 

電話したついでに状況を伝えたところ、やはり18-35mmを提案されました。

今は在庫がないそうなので、リニューアルオープンしたら見に行ってきます。

 

そう言えば、昨日までは高倍率ズームレンズも候補にしていた気がする。

でも、Df+50mm f/1.8単焦点レンズ+18-35mmズームレンズで十分というイメージだし、極力レンズ交換はしたくない。

 

ということで、すっかり忘れていたついでに、高倍率ズームレンズについては調べもしませんでした(^_^;)