黒蜥蜴2015 4月東京公演千秋楽

 

 

今日は叔母と一緒に黒蜥蜴の千秋楽を観劇しました。

 

先週知人と行った時は前から4列目のど真ん中でしたが、今回は1階席の最後方に近い、舞台向かってやや右側。全体が見回せて良い感じ。

 

前回はあまりにも舞台に近すぎて見えなかったけれど、会場の左右と舞台上にトカゲのシルエットがあったんですね・・・。

 

公演パンフレットを読んでいたので、セリフの理解に関して「なるほど〜」と思う場面が何度もありました。それに、1回目はストーリーを追うのに精一杯だったけれど、今回はセリフや動きから想像力を使って観るということが出来て楽しかったです。

 

千秋楽ということもあって、数回のカーテンコール後の会場の電気が点いた後にも再度カーテンコールに応じて下さいました。木村彰吾さんが美輪さんに握手を求めていらして、思わず、『お疲れ様でした』と心の中で言ってしまいました。

 

8割くらいの方々がスタンディングオベーションで拍手をしていらして、そういう全体的な雰囲気を感じられたのも良かったです。

 

ただね・・・観劇マナーのなっていない方が周りにいらして、かなりガッカリしました。

 

美輪さんの舞台・音楽会では、開演前に必ずこの2つの注意事項がアナウンスされます。

  • 携帯電話はマナーモードでなく、電源を切ること
  • 咳をしないこと(咳はハンカチなどで口元を覆うこと)

 

それ以外にも、いくつか暗黙の了解みたいなものがあります。

  • 紙袋やビニール袋などでガサガサさせない
  • 強い香水はつけない
  • 話をしない

 

つまり、それ相応のマナーが求められているわけです。

例えば、1月に五反田で行なわれた音楽会の会場では、美輪さんの著書を購入しても紙袋やビニール袋をもらえませんでした。お会計時に『お手数ですが終了後にお立ち寄り頂ければ、紙袋をご用意しております。』と言われました。

 

今回の会場ではビニール袋を購入時にもらえましたが、ガサガサという音があまりしない材質だったからかもしれません(常連さんにはお馴染みの、赤いパルコ劇場のビニール袋です)。

 

ですが、今回は周りにマナー違反の方が多くて、非常に不快でした。

オーラの泉(テレビ番組)全盛期と違って、にわかファンはあまり居ないのでは!?と想像していたのに・・・千秋楽だし。私の周囲に観劇に不慣れな方がたまたま多かったのかもしれないけれど。

 

まず、咳をする際にハンカチなどで口元を覆う人は少なかったです。手で覆うのとハンカチなどで覆うのでは全く違う響き方なので、すぐに分かります。

前回も近くで携帯のバイブが振動していてガッカリしたけれど、今回は何とビニール袋のガサガサ、定期的に足を組み替えるガサガサ、かばんのチャックを開閉する低い音、話し声・・・というように、マナー違反のデパート状態でした(>_<)

 

とは言え、前回よりは拍手も長くて、美輪さんの舞台・音楽会に何度か通っていらっしゃる方々もたくさんお見えになっているのだろうな〜と思いました。

 

音楽会では美輪さんが観客に話しかける時間もありますから、観劇・鑑賞マナーについて直接言及なさるのですが、舞台はそんな機会はありません。

ですから、もしマナーを知らずに行ったとしても、次回からはぜひ気を配って頂きたいな〜と思います。

 

私たち観客に洗練された大人のマナーが求められるのだと言うことを、一人ひとりが自覚したいものです。

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

このブログは2010年から2014年まで、オーストラリア・シドニーで過ごすことになった子供たちの記録を綴るために始めました。
子供たちが大きくなるにつれて、私自身の趣味についての記事が増えています。
好奇心旺盛で、自分で調べて様々なことに挑戦することが好きです。

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