一眼レフカメラ 買い替え or レンズ購入?〜リサーチ⑤〜

こんにちは、makoです。

リサーチとは趣が異なりますが、今回は「カメラ」と「写真を撮る」という基本について少しづつ学んでいることを。

目次

オートモードしか使ったことがない

私自身8年ほど一眼レフを使ってきたとは言え、基本的にオート設定での撮影しか経験がありません。

一歩進んだ使い方で、スポーツモード・夜景モード・人物モード・風景モードに合わせるくらい。

これはプログラム・オートという設定で、「ダイアルを回すと自動的にカメラがその設定で撮ってくれる」っていうだけで、ほぼオート設定と同じことなのですけど(笑)

ぶっちゃけついでに告白すると、一度もレンズやカメラ本体の掃除をしたこともなければ、カメラ・レンズ類も最初にもらったカメラバッグに入れっぱなしで、「防湿対策が必要なの?知らなかった〜」という感じ(>_<)

自分のカメラを改めて確認してみたら、レンズとキャップの間に何かが挟まっていて、それがレンズプロテクターでした。

たまたまキャップと一緒に外れたから気付いた、というだけなのですが。

サービスで付けてくれたのかな?それとも、すすめられて買ったのかな?

まったく記憶にありません。

それと、クリーニング用シートみたいなものもバッグの底から見つけました。

D5000が適当な扱いしか受けていなかったことが分かりますね(^_^;)

今回はリサーチすることにハマって楽しんでいたけれど、「知っておくべき最低限のこと」に無頓着だったと気付いたので、これからは少しずつ基礎知識を身につけたいと思います。

撮影モード

ちょっと分かりづらいかもしれないけれど、キヤノン EOS 9000Dなら左側(②の部分)に付いているダイアルボタン。

ニコン D5600の場合は右側です。

ニコンD5600

ニコンでもAPS-C機の上位機種D7500(来月発売)になると、キヤノン EOS 9000Dと同様に右側にサブ液晶があるため、ダイアルボタンは左側に。

フルサイズと呼ばれる機種も同じく、右側にサブ液晶、左側にダイアルボタンというのが一般的のようです。

ちなみに、我が家のD5000のダイヤルボタンはもっとたくさんの種類があリます。

液晶モニターでできることが増えた結果、ダイヤルボタンで選ぶのは最低限になっているのではないかな。

では本題に戻って、「写真を撮ることの基礎知識」について。

まずは二大メーカーの公式サイトの充実度から。

キヤノン

この記事を書いている時にはなかったのですが、2018年9月に調べてみたら、【キヤノン公式】カメラ初心者教室というサイトがありました。

でも、ここで書かれていることは他の人のブログでも分かるような内容なのでは?というのが個人的な印象です。

私が買い替えを検討していた頃はF値、ISO感度、焦点距離と画角、撮影モードなどの知識はゼロでした。

その状態でこのサイトを読んでも、あまり理解できなかっただろうな、と思います。

ニコン

ニコン公式サイトは、とてもユーザーフレンドリー。

Shaw Academyのフォトグラフィー基礎講座で学ぶような内容が網羅されていて、フォトグラフィーの勉強になると言っても過言ではありません。

【Enjoyニコン】のタブの下にサブカテゴリーがいくつかあり、その中の【フォトテクニック】をクリックすると、【デジタル一眼レフカメラの基礎知識】があります。

ここで得られる知識は、初心者にとっては本当にありがたい情報ばかりですし、ユーザーを大切にしている会社、という印象を受けました。

カメラの構造

露出

ISO感度

オートフォーカス

ホワイトバランス

測光

レンズ

フラッシュ

画質モードと画像サイズ

動画

さらに細かくサブカテゴリーがあって、たとえば露出では7項目に分けて説明があります。

最低限の知識は必要

なぜリンクを貼ってまで「基礎知識」なるものを書いたかと言うと、私自身の失敗談があるから。

モードを選ぶだけでは、室内で動く被写体を撮るのは簡単ではないということを、今回のリサーチで学びました。

2年くらい前に「暗幕が張られた暗い体育館で娘のダンス部の公演」を撮ったら、全部ブレブレの写真で、使い物にならなかったという経験があります(>_<)

一眼レフを使わなくなったのも、その経験があったせい。

わざわざ重たいカメラを持って行って、まったく使えない写真しか撮れなかったのですから。

「コンデジやiPhoneでは無理でも、一眼レフならどんな状況でも撮れるのだろう」と思っていました。

でも、暗い場所はカメラが苦手とする部分で、動く被写体も簡単ではないことを知りました。

つまり、「ほぼ真っ暗と言ってもよい状況で、激しく踊っているシーン」というのは、とってもハードルが高い。

これをクリアするのに一番手っ取り早いのは、フルサイズ機+良いレンズという組み合わせ。

その次に頑張れるであろう機種は、エントリーモデルでも上位機種のキヤノン EOS 80DやニコンD7500を選ぶこと。

8年前の古いD5000+旧製品となったレンズ(しかも望遠)、ほぼオート設定で撮っていた私は、ただの無謀なヤツだったわけです。

シャッタースピードやF値などの基本部分を理解していれば or RAWで保存していれば、アルバムに残せる写真が撮れたかもしれないな・・・と自分の無知さに呆れます(笑)

カメラの使い方を学ぶ

インターネットとGoogle先生があれば、今の時代、たいていのことは調べられます。

カメラの基礎知識についても、多くの人が分かりやすい説明をブログに書いてくださっています。

すでにカメラを購入した後であれば、メーカーが様々なワークショップを開催しているので、その人のレベルによってワークショップに参加することができます。

ちなみにニコンにだけある特典として、ニコンイメージング会員登録(誰でも無料で登録OK)&カスタマー登録(購入者のみ・無料)をすると、プレミアム会員になれます(登録料・年会費無料)。

プレミアム会員になると、修理代10%オフと各種ワークショップの割引きという特典がもれなくついてきます。

オンデマンド形式・オンライン形式で、カメラの基礎知識を学ぶ方法もあります。

先日、Shaw Academyの無料オンライン講座(ライブ&オンデマンド)を見つけたので、早速申し込んでみました。

尚、現在Shaw Academyは日本語の講座を提供していません。

英語であれば、基礎からプロフェッショナルまでフォトグラフィー講座を学ぶことができます。

ステッピングモーター or 超音波モーター

これはレンズのオートフォーカス(AFと省略されるらしい)に使われているモーターの種類。

キヤノンとニコンでは名称が少し異なる上に、アルファベットのイニシャルみたいな表記で紛らわしい(> <)

ポイントは、

  • モーターの種類に優劣はない(=用途によって強みが異なる)
  • ステッピングモーターのほうが動画撮影に適している

この2つのレンズで動画撮影をした様子をアップしている方々がいらっしゃいますので、一眼レフで動画撮影をしたいと考えている人はぜひ検索してみてください。

超音波モーター内蔵レンズではオートフォーカスの作動音が常時入っていて(結構気になる)、ステッピングモーター内蔵レンズでは、ほぼ無音。

明らかな違いなので、動画撮影をするならステッピングモーター内蔵レンズを使いたいです。

2016年9月に登場したステッピングモーター内臓のAF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(標準レンズ)とAF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR(望遠レンズ)の評価が高いので、動画撮影をしない人でもおすすめらしい。

残念ながら、我が家のD5000はAF-Pシリーズ(ステッピングモーター内蔵)のレンズに対応していないので、買い替えに気持ちが傾いています。

この2つのレンズは、D3400とD5600のキットレンズになっています。

レンズ単体で購入すると7万円以上、キットレンズとして購入すると2万5千円でこれら2つのレンズが付いてくる計算。

望遠レンズを必要としているなら、絶対にダブルズームキットがおすすめだと思います。

望遠レンズの距離

ニコンのキットレンズに付いてくる望遠レンズは、300mmまで対応。

家電店のキヤノン一眼レフユーザーのお兄さんが、「ニコンユーザーが羨ましい」と言っていました。

キヤノンのキットレンズ(セットで購入できるレンズ)は、250mmまでしか対応していないそうです。

実際に息子の体育祭(高校)やサッカーの試合を撮っていて感じるのは、「300mmは欲しい」ということ。

今になって、家電店のお兄さんの言葉の意味が分かるようになりました。

子供の行事・ディズニーリゾート・屋外スポーツを撮りたいのであれば、ニコンの300mmまで対応しているレンズが付いてくる一眼レフがおすすめです。

ボディ(本体)は消耗品・レンズは資産

この言葉を様々な人が記事に書いています。

エントリーモデルであれば毎年新しいモデルが発売されますし、本体の発売サイクルは1〜3年くらいと短いのに比べて、レンズはそんなに頻繁に新しいモデルに移行することはありません。

たとえば、D5000に付属していた標準レンズ(AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR)は、2008年2月発売。

現行モデル(AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II)は、2014年2月発売。

このレンズのモデルチェンジまでの期間は6年。

エントリーモデルの本体とセット販売されるキットレンズと呼ばれるレンズでさえ、これだけ長い期間、比較的安価なレンズのシリーズとして販売されていることになります。

もちろん、たとえ旧製品扱いになったとしても、レンズが正常に動く限りずっと使うことができます。

本体を買い替えても、マウントが変更にならない限り、使い続けることが可能。

2018年9月にニコンは新しいマウントのミラーレスを発売しますが、アダプターを付けることで、今までのレンズも使えます。

ちなみに、アダプターはマウントとレンズの間に挟み込んで、新しいマウントに使えるようにするための製品です。

そして、良いレンズは価格が大きく変動することがない。

これらの理由から、レンズは資産、ボディ(本体)は消耗品と言われるのでしょう。

決められない・・・

もうね、気持ちはニコンD5600(ダブルズームキット)で8割くらい決まっていたんですよ。

上を見たらキリがないし、本体もレンズも重たくなる。

だいたい40代半ばになって重たい荷物を持ち歩いたり、ズッシリとしたカメラで写真を撮ったりするのは、ただの負担でしかないです。

「動きに強いのはキヤノン」というのが一番引っかかるポイントではあるのだけど、D5600の公式サイトにはこんなサンプル写真もあります。

カメラの詳細設定は公式サイトで確認できます。

初心者でもこういう写真が撮れるなら、十分すぎるのでは?

EOS 9000Dはまだまだ価格も高く、キヤノンにしたら絶対にパンケーキレンズ(単焦点レンズ)も買っちゃうから、さらに出費が増えます。

D5600の最安値は約93,000円で、大手家電店のネットショップだとプラス1万円くらい。

キットレンズの標準レンズで店頭で試した時、適当にシャッターを押しただけで良い感じのボケが入った写真が撮れたので、この場合はとりあえず標準レンズだけで様子を見るかもしれません。

標準レンズが205g、そして単焦点レンズ(AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G)が200gなので、これならわざわざ単焦点レンズを買わずに済みそうだし。

キヤノン9000Dの最安値は、約116,000円(大手家電店では130,000円前後)。

9000DはD5600よりも重いので、普段は単焦点レンズ(パンケーキレンズ)を装着して持ち歩くと思われます。

単焦点レンズ(EF-S24mm F2.8 STM)が16,000〜19,000円なので、最低でも130,000円かかるんですよね。

ただ、レンズの価格はキヤノンのほうが1万円くらい安いことが多いので、今後もし追加で買うようなことがあるならキヤノンを選ぶのもアリ。

こうやって比較すると、D5600で良いんじゃない?

とにかく軽いのは間違いないし。

近所の家電量販店が月末にお得なセールを開催するらしいので、交渉内容によっては購入すると思います。

一応、新宿の家電店巡りをして、価格を提示してもらったほうが良いのかな?(面倒くさい・・・)

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この記事を書いた人

このブログは2010年から2014年まで、オーストラリア・シドニーで過ごすことになった子供たちの記録を綴るために始めました。
子供たちが大きくなるにつれて、私自身の趣味についての記事が増えています。
好奇心旺盛で、自分で調べて様々なことに挑戦することが好きです。

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