こんにちは、makoです。
被写体にギリギリまで近づいて写真を撮る、いわゆる接写のできるレンズを「マクロレンズ」と呼ぶ人が多く、ずっと違和感がありました。
右がDX用40mmマイクロレンズ(AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G)で、左の背が高いレンズがFX用60mmマイクロ(AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED)です。
ニコンはこれらの接写できるレンズのことを、マイクロレンズと呼びます。
マイクロレンズ(ニコン)
多くの人が「なぜニコンはマイクロレンズなの?」と疑問に思うようですね。
でも、英語を理解している人であれば、ニコンの名称は「接写できるレンズ」を指していることが分かります。
だって micro lenses(複数形) ですから。
一般的にまかり通っているマクロレンズを英語にしたら、macro lenses になります。
ちなみにmacroはmicroの反対で、「大きい」を意味します。
マクロレンズと呼ぶ場合は「実物を大きく見せるレンズ」という意味合いが強くなるのかもしれません。
調べてみたところ、英語でも macro lenses という呼称が一般的に使われているようです。
ということで、「なぜニコンはマクロレンズをマイクロレンズと呼ぶのだろう?」と疑問に思っていた人は、ニコンは接写できる要素を強く伝えるための名称を選んでいるとでも理解すると良いかもしれませんね。
マクロレンズと呼ぶメーカーは、(接写することによって)被写体が実際よりも大きく映る要素を伝えるための名称を選んでいるということになるでしょうか。
カメラの世界から離れた場合、microはmacroの反義語になりますので、正反対の意味です。
ワンポイント英単語レッスンでした!
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