こんにちは、makoです。
先日、小物を撮影したい〜という記事を書きました。
ニコンプラザ東京のスタッフさんにズームレンズやマイクロレンズを使ってサンプル写真を撮っていただき、最終的にはマイクロレンズを買う方向で検討することに。
その後、マイクロレンズがあればネガフィルムをデジタル化することができたはず!と思い出し、色々と調べました。
今回は、NIKKOR Z DX MC 35mm f/1.7がニコンのフィルムデジタイズアダプターに使えるか?について調べたお話です。

結論
フィルムデジタイズアダプターES-2は、Z fcとNIKKOR Z DX MC 35mm f/1.7の組み合わせでも使えるそうです。
ニコンが検証してくださった結果として、電話で教えていただきました。
追加でステップアップリング(52mm→62mm)が必要とのこと。
詳しくは後述します。
ネガフィルムのデジタル化を思いつく
ちょうど身内の節目となる誕生日があり、娘と一緒に過去の写真を使って久しぶりにスクラップブッキングをしました。
子供たちが生まれてからの写真は一部ネガフィルムのものがあり、現像した写真はすべてアルバムにしてあるため、改めて現像する必要があることに気付いたんです。
数えてみると、フィルムは65本ほどありました。
カメラ屋さんによるデジタル化
いくつかのデジタル化サービスがありますが、基本的には現像した場合のオプションで、高画質は望めそうにないことを知りました。
それだけでなく、現像代プラスデータ化の費用は35,000〜55,000円前後。
デジタル化だけが目的であれば節目写真館さんにしようと考えているのですが、納期によって23,000〜30,000円くらいかかるようです(30%オフキャンペーンを適用した場合)。
フィルムデジタイズアダプター ES-2を使う場合
必要なものは以下のとおり。
- フィルムデジタイズアダプター ES-2
- カメラ
- マイクロレンズ
- その他雑貨
- ネガフィルム
ネガフィルムをデジタル化するだけのためにマイクロレンズを買うとなると、それなりの出費になります。
フィルムデジタイズアダプター ES-2
定価19,800で、市場価格は17,700前後。
ニコンダイレクトでも10%分のポイントが付くので、価格はほぼ同じです。
カメラ
ニコンのD850とD780(一眼レフ)であれば階調反転という工程をカメラ内で処理してくれるので、画像処理の知識がない私のような人間には一番手軽。
とはいえ、これだけのために高額なこれらのカメラを買う気にはなれません。
下記の製品ページに対応カメラとレンズについての記載があり、Z fcも対応機種であることは確認済みです。
製品ページには記載がないものの、別のページにはDfも対応機種とありました。
直近10年くらいに発売になったニコンの一眼レフカメラとミラーレスカメラであれば、使えそうです。


マイクロレンズ
ES-2製品ページに記載されている、使用できるニコン純正マイクロレンズは、下記の4つ。
- AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G(Fマウントレンズ・一眼レフカメラ用)
- AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED(Fマウントレンズ・一眼レフカメラ用)
- AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D(Fマウントレンズ・一眼レフカメラ用)
- NIKKOR Z MC 50mm f/2.8(Zマウントレンズ・ミラーレスカメラ用)
逆に、使えないレンズとして公式が発表しているのは、下記のレンズ。
- F-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED(Fマウントレンズ・一眼レフカメラ用)
- NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S(Zマウントレンズ・ミラーレスカメラ用)
ES-2に対応していないと公式が言及しているレンズがありますので、ご注意ください。
その他揃えると良さそうな物(雑貨)
- 白い手袋(埃がネガフィルムに付かないようにするため)
- LEDライト
- モバイルバッテリーまたはUSBケーブルと充電器(バッテリー用)
FマウントレンズとFTZ IIアダプターの組み合わせ
フィルムのデジタル化以外はマイクロレンズを使う予定がないのであれば、中古を選んでも良いと思います。
その場合は価格がそれなりに下がっているFマウントレンズになると思いますが、Zシリーズのミラーレスカメラしか持っていない場合は、FTZ IIアダプターが必要です。

これが結構良いお値段(定価33,000円)なので、合計金額をしっかり確認してから選択なさってください。
NIKKOR Z DX MC 35mm f/1.7の記載がない
明確に使えないとも、使えるとも言及されていないのが、2025年10月31日に発売となったDX(APS-C)機用のNIKKOR Z DX MC 35mm f/1.7です。
ニコンのサポートに問い合わせ
電話で問い合わせをしました。
現在使っているミラーレスカメラの型番を伝えた上で、Z DX MC 35mm f/1.7をフィルムデジタイズアダプター ES-2で使えるか?と尋ねました。



Z fcとZ MC 50mm f/2.8の組み合わせでは、周辺部分が映らないことをアドバイスされました。
「少しお時間を頂戴することになりますが、Z fcとZ MC 50mm f/2.8で使えるかどうかを検証して、改めてご連絡を差し上げることは可能です。いかがなさいますか?」とのお申し出をいただきました。
そこまでお願いするのは申し訳ないです…と伝えたのですが、「こういうお声をいただくことは大切なので」とおっしゃってくださったこともあり、検証を依頼することに。
検証結果の連絡
Z fcとZ MC 50mm f/2.8の組み合わせでES-2は使えることが分かりました。
ただし、52mm→62mmのステップアップリングが必要とのこと。
検証に使ったのはK&F社のステップアップリングで、「メーカーによって多少リング径が異なるため、その点のみご留意ください」とのこと。
1回目の問い合わせ時もそうでしたが、担当してくださった方は端的に分かりやすい説明と必要な情報をくださる方でした。
通話時間も最低限で済むほど、質の高いやり取りができてありがたかったです。
Z fcとZ MC 50mm f/2.8の組み合わせでES-2は使う場合の構成ですが、下記のようになるそうです
Z fc ーー Z MC 50mm f/2.8 ーー ステップアップリング(52mm→62mm) ーー 付属のアダプターA ーー フィルムデジタイズアダプター ES-2



説明を聞きながら取ったメモには「等倍撮影OK」と書いてある。これは何を意味するのだろう?
Z DX MC 35mm f/1.7を注文
電話で説明を受けた時点で「ステップアップリングって何?初めて聞いた」という状態だったこともあり、とりあえずマイクロレンズ Z DX MC 35mm f/1.7をニコンダイレクトで注文しました。
K&F社は中国のメーカーのようだったので、日本製のステップアップリングを探したい。
メーカーによってサイズが異なるので…というニコンのサポート担当者さんの言葉が気になるから、もう少し調べるつもりです。
画像処理までやれるのか…
ES-2を使ってネガフィルムをデジタル化するのは、慣れてしまえばサクサクできるかもしれません。
ただ、画像処理にどれだけ時間がかかるのかが分からない。
ニコンが提供している無料のNX Studioでできそうなのですが、階調反転(初めて聞いたよ…)とか色の補正とか、それなりに画像処理をする必要があるみたいで、初心者には多少ハードルが高い気がしています。
しかも、3月から来年夏までは勉強最優先になるので、そこまで時間を確保できるか分かりません。
ES-2を試してみたい気持ちはあるから、レンズが届いてから考えようと思います。





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