こんにちは、makoです。
今回は実際に使ってみて、「あれ、少し違う?」と感じた点を書いてみます。

スペック関係の話は出てきません。発売から2年以上が経って情報は出回っていますし、お詳しい方々の説明にお任せするのが良いと思いますので。


正式名称は「Z +(スペース)+f」ですが、便宜上、ここから先はスペースを省いて「Zf」と書きます。Zfcも正式には「Z fc」とスペースが入りますが、同様にスペースを入れず、「Zfc」としています。
電源スイッチ


重み?硬さ?が違います。
特に、電源をONにする時に毎回感じます。
Zfcは軽く回せば電源がONになったのに、Zfは結構力を入れないとレバーが動きません。
素材の違いから来るものなのか、設計の思想が違うからなのか、は分かりませんが。



Zfcは人差し指で押すようにすれば電源をONにできたけれど、Zfは2本の指で摘んで動かしています。
ISO感度ダイヤル


ZfcのISO感度ダイヤルは、真ん中のロックボタンを押し込みながらダイヤルを回さないと数値を変えられません。
Zfの場合、ロックボタンを押しながら回す必要があるのは、Cから他の数値に変える時だけです。



違いが分かるようにiPhoneで動画を撮ったのですが、低音の「ブーン」という音がずっと入っていて、人によっては不快に感じると思うので、アップするのはやめました。
ダイヤルを回している時の音や手が感じる触感が違って、Zfcは軽い力で回せて音が小さめ、Zfは1つずつクリック感があって音はZfcより大きめ。
ダイヤルのサイズはZfのほうが大きいです。
お子様のイベントなどで少しでも音が出るのを避けたい時はZfcを使うか、Zfなら「C」にしてコマンドダイヤルで調整すると良さそうです。
Zfcには「C」の設定がなく、H1・H2となっています。
シャッタースピードダイヤル


ダイヤルの大きさが異なるくらいで、ほとんど同じ。
ダイヤル表示で唯一異なる点は、Zfは1/8000までダイヤルで操作できて、Zfcは1/4000まで。
モニターモード切り換えボタン




モニター表示とファインダーを覗いた時の表示を自動切り替えにするか、ファインダーのみ、モニターのみなどを選べるボタンです。
ZfもZfcも再生ボタンが左上にあるため、撮影後の写真を確認する時に再生ボタンを押している人も多いのではないでしょうか。
Zfcは再生ボタンとゴミ箱ボタンの隣にありますが、Zfはファインダーの左側面にあります。
Zfのこのボタンの位置は少し押しづらい。
身体に近付けて液晶モニターで見ている時など、センサーが敏感に反応して画面が消えてしまうことがあります(ファインダーモードと判断されるため)。
そういう場合はこのボタンで切り替えをするのですが、重たいレンズを持っている時はやりづらいと感じます。



Zfにはファインダー優先1と2という選択肢もありますが、違いが分かっていません。しばらく使わないと思い、設定でこの2つは非表示に変更しました。
AFエリアモードの選択肢
Zfのほうが動く被写体を撮る場面での選択肢が多いです。
細かく選べる分、どういう場面で何を選べば良いか、慣れが必要かも。



私自身が動く被写体をほとんど撮らないこともあって、これらの項目は使ったことがありません。
B&Wモード(静止画/動画セレクター)
Zfは、動画と静止画の切り替えをするレバーで白黒写真への切り替えができるようになっています。
数日前に近所の公園に行ったら梅はほとんど散っていたので、練習がてらB&Wモードで撮ってみました。





梅の木って雄々しいんだな、と初めて知りました。白黒写真だからこその気づきでしょうか。
その他
メニュー項目
ZfはZfcより1つタブが多く、「ネットワークメニュー」というものが存在します。
スマホ・PCとの連携をする際、Zfcでは「セットアップ」メニューから行いますが、Zfでは「ネットワーク」メニューから行います。
そして、Zfの「セットアップ」メニューには「電池チェック」という項目があり、バッテリー残量を%で確認したり、バッテリーの劣化状態を知ることができます。


イメージセンサークリーニング
Zfには、自動でセンサーの掃除をする機能が搭載されています。
Zfcだけでなく、ニコンのAPS-C機にはこの機能が付いていないとのこと。
Zfcを使い終わったら、毎回カメラを下向きにして(埃が下に落ちるように)、センサー部分から離れた場所からブロアーで風を送って埃を落としています。



レンズを装着するマウントにかなり近い位置にセンサーがあるので、ブロアーのノズル部分でセンサーを傷つけないように注意してください。
表示パネル
シャッターボタンの後方、露出ダイヤルの左隣に小さな窓があります。
これが表示パネルで、絞り値が表示されます(例:f/2やf/3.5などの数字の部分)。
Zfの表示パネルのほうがZfcよりひと回りくらい大きいです。
液晶画面で確認できるので、三脚を使って上からカメラを見下ろす時くらいしか私は使っていませんが。


距離基準マーク




Zfcは右端(赤い録画ボタンと露出ダイヤルの間)にありますが、Zfは左端(撮影モードのAの左横付近)です。
被写体との最短距離は、この「距離基準マーク(◯の真ん中に横線が入ったマーク)」から被写体までの距離です。



カメラを使い始めたばかりの頃は、レンズから被写体までの距離だと思っていました〜
レンズに記載されていますので、ご自身のレンズを確認してくださいね!


このレンズは、「距離基準マーク」から最短35cmまで近づける、ということになります。
たとえば私も持っているDX MC 35mmというレンズは最短撮影距離が0.16mですが、被写体との距離はめちゃくちゃ近くまで寄れます。
下の画像はニコンプラザ東京で展示されているこのレンズと被写体の距離です。






バッテリーチャージャー(充電器)
Zfcにはコンセントで充電するための充電器が付属しますが、Zfは別売り扱いのため、ケーブルでの充電が基本です。
バッテリーをこの充電器から外そうと思っても、固くて外れないんですよね。
力を入れたら、バキッという嫌な音がして充電器かバッテリーを壊しそうな不安がよぎるのですが、大丈夫です。



どれくらい力を入れていいのか分からず。「ニコンZfc バッテリーチャージャーMH-32 外れない」で検索したけど、全然ヒットしなくて。おそるおそる力を入れて外したのも良い思い出(笑)


ZfcとZfで迷ったら
自分がよく使う部分でZfcと違うと気付いたものを書いてみました。
「ZfcとZf、どっちにしよう」と迷ってこの記事に辿り着いた人には、決め手となる内容ではないですね。
なので、万年初心者の私が友人・知人に相談されたら・・・という想定で書いてみます。
基本的にZfcを選べば良いとは思います。
特殊な条件ではZf、という感じでしょうか。
Zfcがおすすめなケース
- 初めてミラーレスカメラを使う人
- 難しいことは覚えたくないけど、良さげな写真を撮りたい人
- スマホのカメラからのステップアップ
- あまり力がない人、軽さを求める人
- 普段から持ち歩きたい人
理由:
- キットレンズ(セットとして付属するレンズ)のズームレンズであれば、スマホと同じ感覚で使える。
- 本体とレンズを合わせてもZfよりかなり軽いため、シャッターを押す時に手ブレするリスクが少ない。ただし、レンズは手ぶれ補正の付いていない単焦点ではなく、キットレンズの16-50mm VRを選ぶ。
- 重たいZfは持ちづらいと感じる可能性が高いし、意外と大きい。普段使っているバッグにポンと入れ込むことができるZfcがお手軽。
Zfがおすすめのケース
- 動く被写体を撮りたい人(鉄道、動物、スポーツ)
- 暗い場所で撮ることが多い人
- レンズを何本も使い分ける予定の人
- 持ち歩く際の荷物が重くなることを許容できる人
- 直感でZfに惹かれた人
理由:
- Zfのほうがオートフォーカス(AF)性能が高いため、ピントが合わなくて困る場面がZfcより少ない。
- APS-C機用のレンズがまだまだ少ないため、場面ごとにレンズを変えたい人は、結果的にフルサイズ対応レンズから選ぶことが多くなる。最初からフルサイズのZfにしておけば良かった、と思う可能性あり。
- カメラの知識がまったくない場合でも、視界に入る場所にZfがあるだけで幸せだと感じるのであれば、重さやグリップの浅さは我慢できる。好きだからこそ、カメラのことを知ろうと前向きになれる。ただし、初めてのミラーレスカメラとして選ぶ人は、標準域のズームレンズを早めに1本持つのがおすすめ。
お子様を撮りたい場合
一番悩ましいケースだと感じていますが、お子様がまだ小さいのであれば、Zfcが良さそうです。
ただでさえ荷物が多いのにカメラまで追加となると、大変なので。
保育園・幼稚園のお遊戯会みたいなイベントでもそこまで大きな動きはないはずなので、Zfcと望遠レンズがあれば大丈夫でしょう。
小学生以上の運動会や暗い体育館でのイベントは、なかなかピントが合わないという段階になった時点で、フルサイズ機を検討すると良さそうです。
でも、三脚使用が禁止の場合、Zfと大きくて長い望遠レンズの組み合わせではグリップの浅さがツライと感じる可能性はあります。






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