こんにちは、makoです。
一昨日、ウォーキングを兼ねて近所の家電量販店に行ってみました。
ウォーキングと言っても、片道15分かからない距離ですけど(^_^;)
キヤノンEOS 9000D
手に取った時の第一印象は、「意外と重いな〜」というもの。
持った時に、しっくりこない感じがありました。
左側の電源ボタンのほうが使いやすいのではないか?と考えていたけれど、なぜか違和感がありました。
慣れの問題かもしれないし、単に盗難防止用コードにつながれていたのが理由かも?
もう一つ気になったのが、【タッチシャッター】と呼ばれる「液晶モニターに触れて手を離せば撮影できるモード」の操作。
これを試した時に、撮影できないことが何度もありました。ちゃんと撮影できた回数は2回くらいという結果に。
ピントを合わせたい部分をタッチしたあとに手を離せば自動的に撮影されるはずなのに、撮影されないままだったのです。
*後日別のお店で確認をしたら、まったく問題なく動作しました。何らかの設定が関係していたのかもしれません。
次に、不安材料だったシャッター音を確認。
思ったより気にならない!
これならOKと思える範囲でした。
やはり、実機に触れてみないと分からない部分は沢山ありますね。
kiss X9i
次に、近くに展示されていたkiss X9iを手に取ってシャッター音を確認。
個人的に好みではなかったので、この機種は候補から外すことにしました。
ニコンD5600
まず最初に、「うわ、軽い!」という驚き。
これまで触れた3台すべて標準レンズが装着された状態でしたが、D5600の軽さはダントツ。
シャッター音も一番好き。
タッチシャッター(液晶モニターから撮影できる機能)は、ピントを合わせたいところをタッチして手を離した瞬間に撮影されました。
何が驚きって、撮った写真が良い感じにボケが入っていたこと。
EOS 9000Dでは全体がハッキリ&くっきりと写っていたのに、D5600では初心者でもボケが入る。
D5600であれば初心者でも素敵な写真が撮れて、とりあえずは自己満足を味わえそう(笑)
*これは撮影モードによる違いでした。後日キヤノン9000Dでボカして撮る方法をお店で確認済みです。
今週中は、ニコンD5600のセットが特価で販売されていました。
通常のダブルズームキットは値引きしてもらったとしても価格ドットコムの最安値に比べて2万円ほど高かったですが、そのお店のセットにすると10万円(税込み)くらい。
内容:
- D5600 18-55 VR レンズキット
- AF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR II(超音波モーター)
- SDカード(16GB)
- クリーニングセット
- 保護フィルム
お得なセットなのかもしれないけれど、D5600のおすすめポイントは軽量なだけでなく、ステッピングモーターが内蔵されたAF-Pシリーズのレンズが付属することだと思っているので、いくら特価でも触手が動きません。
キヤノンEOS 70D持ちの店員さんにニコンD5600をすすめられる
「どれも決め手に欠けるなぁ・・・」などとボーっと考えていたら、若いお兄さんが近づいてきて、アドバイスをしてくれました。
これまでの記事に書いたこと、実機に触れてみてどの機種にも良い部分・残念な部分があって決めかねている、と伝えた時のこと。
「実はボク、EOS 70Dを持っているんですけど、性能は9000DよりD5600のほうが上だと思いますよ」と言いました。
私がD5600と同程度の機種として検索した限り、「サブ液晶が付いているという点で9000Dのほうが上のクラスと受けとめられている」という印象でした。
調べると分かると思いますが、D5600との比較機種にはkiss X9iが使われていることが多いので、実際どうなのか気になるところ。
お兄さんが言っていたこと。
- ニコンD5600はキヤノン9000Dとキヤノン80Dの間くらいの性能
- できるだけ軽い機種が良いなら、ニコンD5600がおすすめ
- 子供の行事に使うことを考えると、やはり望遠レンズは必要
- 動きのある被写体を撮影する場合はキヤノン9000Dのほうがおすすめ→「たとえ初心者だろうが、その違いは見て分かる程度に違う」らしい
- 液晶モニターにタッチして撮影する方法については、9000DよりD5600のほうが反応が良い
あと、キヤノンはレンズの装着時に他のメーカーとは反対に回すそうです。
純正レンズしか使わない場合はまったく気にしなくて良いけれど、サードパーティー製レンズを使う時は、「ズームにしたつもりなのに反対の動作になっている」ということが起こるので、慣れが必要らしい。
それぞれに一長一短ありますね(^_^;)
キヤノン EOS 80D・ニコンD7200・ニコンD500
一眼レフカメラにはおおまかに大別すると、2つのカテゴリーに分かれます。
それがAPS-C機とフルサイズ機。
初心者が検討するのは、ほぼAPS-C機。
ややこしいことに、このAPS-C機も3つのクラスがあります。
分かりやすく書けばハイスペック、ミドルスペック、エントリーモデル。
ハイスペックAPS-C機のニコンD500、キヤノンEOS 80D・ニコンD7200が展示されていたので、実際に手に取ってみました。
D500はニコンのAPS-C機の中で最高峰と位置づけられている機種のようです(キヤノンではおそらくEOS 7D Mark IIが対抗機種になると思われる)。
この3つはさすがにズッシリとした重さを感じます。
D500に興味を持ったのは、「動いている被写体に強い」とカタログに書いてあったから(笑)
この機種は本体のみでの販売で、内蔵ストロボがないタイプですが、かなり高いスペックらしくて20万円以上します。
そんなすごい機種なのに、価格ドットコムの一眼レフカメラの売れ行きランキングでニコンの機種では堂々の1位(全体では5位 – 2017年5月中旬の時点)。
でも、個人的には、D500は持ちづらかった。
グリップを握った時に指先が本体に届かなかったのが理由かもしれません。
ということで、私にはD500は合わないと判断。
そう言えば、D7200とD500の位置付けはどうなっているのでしょう?
そんなD7200の後継機であるD7500が来月に発売になるようで(2017年6月5日発売決定)、ますます初心者には混乱の種という感じ。
ちなみに、すでにD7200が在庫限りとか展示品限りになっているお店が出ているようです。
D7500の登場で、「これからはD3000とD5000のシリーズがなくなって(ミラーレスでカバーできるから、という理由)、初心者のエントリーモデルがD7000シリーズ、上位モデルとしてD500、さらに上位機種としてフルサイズという軸になるのでは?」というコメントをいくつか見かけましたが、どうなのでしょうね。
APS-C機とフルサイズ機
初心者が購入を検討するのはいわゆるAPS-Cで、プロや写真を撮ることが本格的な趣味の人が持つのはフルサイズ、ということも今回のリサーチで学びました。
ちなみに、キヤノンはそのままAPS-C・フルサイズと呼んでいますが、ニコンはAPS-CをDXフォーマット・フルサイズをFXフォーマットと呼んでいて、初心者の私は頭の中で整理するのに少し時間がかかりました。
この意味については、先日もご紹介したsaizouさんの記事「DXフォーマットとFXフォーマットとは」が図解されていて分かりやすいので、おすすめです。
ついでに、「APS-C機用のレンズをフルサイズ機につけるとどうなる?互換性や焦点距離は?」も読んでおくと良い勉強になると思いますよ。
フルサイズ機は本体もレンズも高額、そして重いという言葉に限ります。
その代わり、動く被写体や暗い場所での撮影などで威力を発揮し、APS-C機にはない高感度で写真が撮れ、プロが使用する条件を満たすようです。
このフルサイズ機も最上位・上位・ミドルスペック・エントリーモデルというように、3〜4モデルあります。
カメラのレンズもフルサイズ用とAPS-C用があり、カタログや公式サイトで確認できます。
実機に触れたあとの候補機種
実物に触れてみて、候補機種の考え方が変わってきました。
ここで葛藤するのは、「重量を気にしない方向にシフトチェンジするのか?」という点。
さすがにフルサイズ機は候補から外れることになるとは思いますが、たとえば6月発売予定のニコンD7500はAPS-C機でありながらそこそこのスペックがあり、それなりの重量があります。
「重さ」だけを考慮すると、フルサイズ機D750と変わらないので、今のところは比較対象機種として覚えておこうと思っています。
あとは来月発売されるニコン7500Dの登場を待って、改めて実機に触れて候補機種を決めるだけかな。
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