昨日、五反田ゆうぽうとホールで開催された、美輪明宏さんの音楽会に足を運んで来ました。
黒蜥蜴(くろとかげ)というお芝居のチケットが2枚多く取れたことが分かった12月に母に連絡したら、「音楽会なら行くのに〜」と言われたのがキッカケで、「そう言えば、音楽会の時期だなー♪」と何気なく検索してみたら、都内での公演のチケットがまだ入手可能だったのです。
チケットは残り僅かとあったのに、前から13列目くらいの真ん中に近い席でラッキーでした。
美輪さんは声量がすごくて、マイクを胸より下に持っても音割れしちゃいそうな大声量なのです。
歌う前に必ず曲にまつわる紹介があり、観客との掛け合いがある訳ではないけれど、ドッと笑いが起こったり、考えさせられたりするんですよね。
私が初めて美輪さんの音楽会に足を運んだのは10年近く前だと思うのですが、春は舞台、秋〜冬は音楽会に行っては心の洗濯をしています。
美輪さんは今年で御年80才。
4月に東京の国立劇場で初日を迎える黒蜥蜴は今年が最後の演目になるそうですが、すでに前売り券は完売とのこと。商業上の法律で当日券は多少残さなければならないので、運が良ければ当日券で観覧が可能だそうです。地方はまだ少し席が残っているようですが、気になっている方はお早めにチケットを入手なさることをお勧めします。
スケジュールは美輪さんの公式ページでご確認下さいね。
私にとっての美輪さんの音楽会・舞台の密かなお楽しみはサイン本で、今回はこちらの3冊を選びました。
いつも一緒に美輪さんの音楽会・舞台に行っていた一番下の妹は、ご主人のお仕事でしばらく海外赴任なので、3月の鹿児島旅行で1冊プレゼントしようと思います。
人間関係でとても辛い思いをしていた約10年前に図書館で美輪さんの本に出会い、【正負の法則(パルコ出版)】で浮上のキッカケをもらったのでした。
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昨日は曲紹介の時に何度か咳き込んでいらした美輪さん。「とても乾燥しているから・・・」とおっしゃっていたけれど、ご自愛いただきたいですね。
それにしても5年振りくらいの音楽会では何度も鳥肌が立ち、美輪さんが歌っているとその情景が目の前に広がってきて、本当にファンタジーのようでした。
お隣りの30代半ばの女性が足を広げてどんどん体が席に沈んでいき、後半始まってもメールを打っていたり、拍手の仕方もひどくって目に余り気味だったのが残念でしたが、美輪さんの音楽会が初めてなのかもしれないですものね。
次回はもっと良いマナーで周りにも気を配れる女性になっていてくれることを願います。
咳をする時にもハンカチで口元を押さえて出来るだけ周りにも迷惑を掛けないようにするというような鑑賞マナーができていない人も多くて、もっともっと美輪さんにはそういうマナーについても発信していって頂きたいな(音楽会では舞台と違って直接話す時間があるので、必ず鑑賞マナーに触れますけどね)。
というより、美輪さんが常々伝えていることを自分に落とし込めば、できる事だと思うのだけど。
年配の方々のほうがマナーが悪いのは残念です。
でもね、まずは人の振り見て我が振り直せ、ですよ。
私自身がちゃんと出来る人間になれるよう精進したいと思います。
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