ニコンファンミーティング2018

こんばんは、makoです。

勇気を振りしぼって、ニコンファンミーティングに行きました。

私のブログは長くなりがちですが、今回はいつも以上に長くなると思います。

お飲み物でも片手に、まったりとお付き合いください。

画像もあるので、スマホよりもPCかタブレットでご覧いただくと良いかもしれません。

目次

ステージでの講演

基本的に一人行動OKな人間だけど、ファンミーティングというネーミングから敷居が高い気がして、娘を誘って一緒に行ってきました。

私が行きたかった理由は、1日1回しか予定されていない【後藤フェローのお話】と【Z シリーズ製品企画 プレゼンテーション】を聞きたかったから。

信頼の証し ~Nikon F2・F3ウエムラスペシャル~

講演のテーマは、冒険家・植村直己さんが北極・南極へ持って行ったカメラのお話でした。

このカメラがF2とF3で、その開発過程について、たくさんの画像を使ってお話なさっていました。

私は、フィルム時代のF2とF3は名前すら知らなかった。

ただ、Dfという素晴らしいカメラを世に送り出してくれた開発・企画リーダーであった後藤さんに、間接的にお目にかかってみたかっただけ。

考えてみればすぐに分かることだけれど、Fというシリーズ名はFilmから来ているのでしょうね。そして、今のDシリーズはDigitalのDと思われます。

講演の内容が興味深くて、最後に紹介された板橋区にある植村冒険館に、足を運んでみたいな〜と思いました。

Z シリーズ製品企画 プレゼンテーション

【Z シリーズ製品企画 プレゼンテーション】を聞きました。

声が聞こえれば十分だと思い、最後列に座って。

先日の New Products Global Launch Event では、「プレゼン能力の低さが露呈していた」と正直に書きました。

でも、北岡さんは素晴らしかった。

会場の人にも声を出してもらって一体感を作り出そうとしていたり、最初のイントロダクションも工夫されていました。

終始分かりやすく、聞き取りやすい早さと口調で、本当に素晴らしいのひと言。

お話の内容は、「ここまで考えられて設計されているんだ」と驚くことばかりでした。

本当にたくさんの社員さんが関わって、新しいマウント、カメラ本体、レンズが開発・設計されている。

使われていた画像は、すべて先日ご紹介したNew Products Global Launch Eventの動画で使われているものと同じ。

でも、説明してもらいながら画像一つ一つを見ることができたので、とても分かりやすかったです。

Zシリーズ用のレンズは、しばらくSラインを順次発売していくことは、カタログを通じて皆さんご存知だと思います。

Fマウントレンズ最高峰の証として付いていた金の枠はありませんが、それよりもさらに高い性能のレンズがSライン、とのこと。

下の画像は、他社のミラーレスとの比較。

上が他社のもの、下がZシリーズ。

「この他社製品だって、全然悪くないんですよ。でも、ニコンはもっと良いものを作りたい。解像度にもこだわっているのです。」ということを伝えたいそうです。

分かってはいたけれど、この講演を聞いたら案の定、「Zシリーズ欲しいよ〜」となったわけです(笑)

グッズ

【Z シリーズ製品企画 プレゼンテーション】まで少し時間があったのと、ステージでのお話は毎回入れ替え制だったので、グッズ販売エリアを見に行きました。

14時過ぎの時点で、完売製品が結構ありましたよ。

ストラップ、Tシャツ、クリーニングクロスはかなり販売好調のようです。

気になっている方は、午前中にグッズ販売エリアに行っておくほうが無難かもしれません。

展示コーナー

会場には、カメラを分解した様子も展示されていました。

他の人が写ってしまう可能性を考えて、f/4に設定していたのをすっかり忘れたまま撮ったので、マウントの金属部分にピントを合わせたら、後ろがボケてしまっているのですが。

Z7体験コーナー

ここからは、娘が友人に会いに行ってしまって、心細さを感じつつも単独行動。

24-70mmか35mmのどちらかを選んで体験するシステム。

35mmの体験コーナーは少ないので、24-70mmよりは待ち時間が長くなると思いますが、並ぶ場所は一緒でした。

長蛇の列だったので、30分は並びました。

ちなみに、撮影に時間制限はありません。

並んでいる時に、何となく、「カメラが置いてあるブースが良いな〜」と思っていたのですが、順番で回ってきたのがカメラのあるブースでした。

相変わらず、願ったことは手に入れるラッキーな私です。

まずは、Dfで撮った写真。

Df, 50mm, f/8, 1/125, ISO100

下の写真は同じような全体像をZ 7で撮ったもの。

焦点距離と絞り値を統一して撮るのを忘れていました。

比較にはならないけれど、一応載せます。

Z7, 34.5mm, f/4, 1/100, ISO100

上の写真と比べると、後ろの楽譜と右側の植物が少しはっきり写っていますね。

Z7, 70mm, f/8, 1/100, ISO100

楽譜にピントを合わせて。

Z7, 70mm, f/4, 1/500, ISO100

こちらは植物の真ん中にピントを合わせて。

Z7, 70mm, f/4, 1/500, ISO100

こちらは手前にあったカメラにピントを合わせて。

何枚か撮ったけれど、全部暗くなっちゃった。

どういう設定にすれば良いか分かっている人だったら、明るく撮れるのでしょうか?

Z7, 70mm, f/4, 1/640, ISO100

製品説明カウンター

こちらは、「5分以内でお願いします」とのこと。

20人は並んでいたかな?

すでに実機で撮影を試したあとだったので、下記のポイントを質問しました。

  1. 私の使用目的に合っているのは、Z 7 or Z 6?
  2. 70-200mm f/4をZシリーズに装着した時のバランスは?

1)に関しては、ちょっと難しい判断、という感じ。

というのも、Z 7とZ 6のどちらかにしか入っていない機能で、両方必要だから!

息子のサッカーには、動体撮影に向いているZ 6。

体育館のような暗い場所で撮ったり、200mmでは望遠が足りなくてクロップするなら、Z 7。

2)に関しては、FTZマウントアダプター + 70-200mm f/4をZ 6に装着して、実際に持たせてくれました。

Dfはグリップが浅いけれど、Zシリーズは他のDシリーズに近いグリップなので、「レンズ側が重くてバランスが取りにくい」ということはありません。

そうそう、北岡さんの講演で聞いたのですが、FTZは F-mount To Z-mountの頭文字をとって、FTZというネーミングになったとのこと。

初代Zシリーズは見送って、新しいラインナップが出た時に考えるのも一つの方法だな・・・と冷静になれました。

後藤フェローが・・・

最後に、Z7で撮った写真のパネル展示コーナーへ。

この時間帯は、ステージのあるエリアで、【ニコン クイズグランプリ2018】が開催されていました。

パネル展示はそのステージの横。

何と、後藤フェローがクイズグランプリの様子をお一人でご覧になっていらしたのです!

しばらく、話しかけても大丈夫そうか?と、様子を見ていました。

でも、グランプリを個人的にご覧になっている様子だったので、本当に図々しいとは思ったのだけど、声をかけてみました。

Dfに出会って、写真を撮ることが楽しくなったこと。

外観も大好きだけれど、Dfの描写はもっと好きなこと。

ダイヤル式だからこそ、初心者にはおすすめだと感じられること。

そして、Df後継機のことも尋ねました。

ここに書いて良いか分からないので、これは後藤さんと私だけの話にとどめたいと思います。

最後に一緒に写真を撮っていただきました。

ニコンDfの開発・企画リーダーだった後藤フェローと。私が持っているのは、後藤さんのDfです。

私のDfで撮ってもらうことになり、「はい、コレを持って!」と後藤さんのDfを渡されて、よく分からないまま、受け取っていた私です。

ブログ掲載もご了承いただいているので、載せますね。

念のため、私の顔はモザイクかけていますが(笑)

実はこの写真、近くにいらしたPressの腕章をつけたプロカメラマンさんが撮ってくださいました。

本当に、すみません。そして、ありがとうございました。

別れ際、後藤さんが「これは知人が作った非売品ですが、お土産に差し上げますよ。私はいくつか持っているので。」とおっしゃって、コレをくださいました。

アクセサリーシューカバーです。

私のDfに付いていたプラスチックのアクセサリーシューカバー(一応、純正)をササっと外し、あっという間に付け替えてくださったので、「いえいえ、申し訳なくて受け取れません」なんて言う暇もなく。

Dfは一生、我が家に残ることが決定です(笑)

いただいたお名刺も大切に保存します!

メッセージボード

「ニコンへのひと言を書いてください」と受付で渡された、ポストイットが貼られたボード。

こんな風にメッセージで埋め尽くされたボードが、何枚か展示されていました。

【Z シリーズ製品企画 プレゼンテーション】で北岡さんが、

ぜひメッセージを残してください。要望も苦言も大切なんです。良いことばかり書く必要はありませんから。私たちは会社にこのボードを置いて、目を通しています。皆さまのお声にしっかりと耳を傾けて行きたいので、メッセージをお待ちしています。

と、おっしゃっていました。

私が悩んだ挙句D5600に決めた時、ユーザーのことを考えている会社だと感じたことは、やはり間違いではなかったんだな〜と、改めて思いました。

受付で渡されたカタログの入った紙袋には、うちわが入っていました。

そして、お水も1本配られました。

こういう配慮が当たり前のこととしてなされているニコンの社風って、本当に素晴らしい。

いっぱいお金が貯まったら、ニコンの株を買いたいです(笑)

カタログ

新しくなったDfのカタログは、4ページくらい少なくなっていました。

上が2015年カタログ、下が2018年カタログ

紙袋に入っていたカタログ。

列に並んでいる待ち時間に読みました。

Zシリーズへの思いが詰まったカタログです。

Zマウント開発に関わった社員さんたちのストーリー

最後に

一人で行くのは心細くて、かなり勇気が必要だった、ニコン ファンミーティング2018。

昨日は勇気が出なくて行けなかったけれど、今日行って良かった。

私のようなカメラ初心者、ニコン以外の製品を使っている人、これから写真を趣味にしたいと思っている人。

誰が行っても、楽しめると思います。

どうぞ勇気を出して、足を運んでみてください。

たくさんのスタッフさん、ありがとうございました。

後藤さん、お話できて光栄でした。

これからもDfのある日常を楽しみたいです。

もし来年もファンミーティングがあったら、一人でも頑張って足を運ぼうと思います。

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この記事を書いた人

このブログは2010年から2014年まで、オーストラリア・シドニーで過ごすことになった子供たちの記録を綴るために始めました。
子供たちが大きくなるにつれて、私自身の趣味についての記事が増えています。
好奇心旺盛で、自分で調べて様々なことに挑戦することが好きです。

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