心細さと戦う息子の学校生活

今日は息子にとって、初めての遠足。

朝礼の間、キョロキョロと周りを見渡し、いつもと違って落ち着きが無い。

遠足には行かずに家に帰りたいと言い出す

朝礼が終わったら先生と教室へ向かうのに、いつの間にか私の前に来ていて、「今日は遠足に行かない。帰る!」と。

仲良しのクラスメイトA君とY君が来ていない

せっかくの遠足も一人ぼっち


行きたくない

本人は涙がこぼれそうになるのを必死に抑えていて、私が「先生に一人にならないようにお願いしてあげる」と言っても、必死に首を横に振るだけ。

先生に状況を伝える

私は心を鬼にして息子を教室へ連れて行き、先生に状況を伝え、足早にその場を去った。

背中越しに先生が “○○(息子の名前), stop it.” と言うのが聞こえて、「えー、何でそんな言い方するのよ!」とちょっと腹を立てつつ、教室を出た。

そして、そのタイミングで仲良しのA君が、「今日は遅刻しちゃったよ~」と教室へ入って行った。

心細さと戦う日々

あんなに心細くて泣きそうな息子の姿は初めてで、連れて帰ってしまおうか・・・と一瞬、考えた。

言葉が分からない中での学校生活は、きっときっと想像するよりも辛いだろう。

息子にしてみれば、今日みたいな私の行動は、鬼の仕打ちのように感じているかもしれない。

こうして書いていても、涙が出るくらい私だって辛い。

だけど・・・。

これから、こういう場面に何度となく直面するだろう。

心細さから逃げてしまうことは簡単だけど、彼はいつか克服しなくちゃいけない。

あと5分でお迎えに出掛ける時間。

息子が笑顔でいてくれることを願うわ。

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この記事を書いた人

このブログは2010年から2014年まで、オーストラリア・シドニーで過ごすことになった子供たちの記録を綴るために始めました。
子供たちが大きくなるにつれて、私自身の趣味についての記事が増えています。
好奇心旺盛で、自分で調べて様々なことに挑戦することが好きです。

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