こんにちは、遅咲きの桜鬼です。
今、読んでいる子母澤寛・著の新選組始末記。
以前の記事でご紹介したように、中央公論社から発行されているルビなし(総363ページ)と、新選組結成150周年を機に中教出版から発行されたルビ付き(総621ページ)の2種類があります。
ちなみに、漢文のみとルビありの画像はこちら。
比較しやすいように、同じ箇所の画像を紹介しますね(これはひらがな混じりだけど、漢字だけの資料も沢山出てきます)。
中教出版の方は全ての漢字によみがながあり、漢文の解読にはとても助かるのですが・・・予想以上に目が疲れる
ルビを付けるなら、人名・役職名・地名くらいで良かったのではと思ってしまう。
かと言って、中央公論社の方は一切ルビが付いていないから、漢文で綴られている原文の資料が読めないし
近藤勇が身内に宛てて書いた手紙が原文のまま紹介されているのだけど、見事に漢字だけなのです。
せめてレ点とか返り点があれば読めるのに・・・と思うけれど、昔はこんな風に漢字だけで書いていたのでしょうし、資料として原文で読めるだけでも貴重なのよね、きっと。
と言うことで、外出時には分厚い方を持ち歩いているのですが、重い上にかさばるのが難点です。
コメント