去年の新選組勉強会で参加していた方から見せて頂いた新選組宝典(釣洋一著・新人物往来社)がとても興味深かったので、丸善&ジュンク堂ネットストアで新品の在庫があることが分かり、注文しました。
ちょうど先月の勉強会で釣先生和暦・新暦の話をしていたこともあって、和洋歴換算事典も一緒に。
新選組宝典にはいわゆる史跡(お墓、石碑、ゆかりのある寺社や屯所など)の他に戸籍謄本、島田魁日記、隊士名簿(島田魁作成)などの貴重な写真が所狭しと掲載されています。
写真はすべて白黒なのですが、釣先生が北海道在住時から仕事の傍ら新選組に関係のある場所や人々を訪ねて得た膨大な資料なのだと分かります。
このように個人が自らの情熱を傾けた結果、今があるのだな・・・と敬意を払わずにいられません。
釣先生は新選組研究家として名が知れている若手について苦言を呈することがありますが、彼らの多くは図書館で資料を探している(自分の足を使わない)点や名声を得ることを急ぐばかりに捏造したり、多角的な検証をせずに既存の事実をまるで新事実のように世間に発表することを憂いていらっしゃいます。
ちょっと私が関わっている精神世界(スピリチュアル)の話になりますが、私は本物に出会うという幸運の持ち主で(物事の本質を追求することを今世の使命の一つとしているので)、釣先生にめぐり逢ったことは史実の新選組を学びたいという私にとって本当に幸運でした。
正直な所、幹部隊士の命日や新選組の歴史について覚える気はないけれど(知らず知らずのうちに記憶されれば十分だと思っています)、釣先生の元で学べることに感謝しながら勉強会に参加したいと思います。
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