(画像はウィキペディアからお借りしました)
私は父の仕事の関係で、だいたい2年おきに転校していました。
それは中学卒業まで続き、高校が初めて入学式と卒業式が同じ学校でした。
いくつかの地域に住んだけれど、第二の故郷とも言えるのが、沖縄県の下地島です。
と言っても、下地島には学校がなかったので、子どもの足で片道40分くらい歩いて伊良部小学校に通いました。
島の人たちにとって、内地(ないち=本州の人)の子どもが転校してくるのは初めてのことで、転校初日はクラスの外に在校生が集まって私を見ていたのを今でも覚えています。
初日にはクラスメイトの多くがなぜか私の後ろを歩いて付いてきて、一緒に家の前で遊んだり。
ほとんどサーカスの見世物みたいな感じの日々が続きました。
下地島には空港関係者(JALやANAの職員やパイロット訓練生)だけが住んでいて、お友達が住んでいたのもお買い物や学校などもすべて伊良部島。
そして伊良部島からは船で宮古島に行っていましたが、最近になって伊良部大橋ができたので、船での行き来はなくなったそうです。
大人になってからも何度か下地島には行ったし、子供たちも大好きな場所。
母は年に1〜2回のペースで伊良部に遊びに行っていて、つい先週も滞在。
その時に今年10月に同窓会を企画している話を聞いてきて、私に知らせてくれました。
今日になって、唯一LINEでつながっていたお友達経由で同窓生のグループLINEに招待してもらいました。
そこから、関東にも結構な人数の同窓生が住んでいることを知り、来月には関東在住組の同窓会をするからおいで〜とお誘いされました。
関東同窓生のグループLINEにも招待してもらって、35年振りにつながった人たちが沢山います。
内地からの転校生ということもあってか、伊良部のみんなは覚えていてくれて、そして昔と変わらず優しくて。
私が下地島・伊良部島を第二の故郷だと思えるのも、こんな風に温かく受け入れてくれるみんなのお陰。
伊良部に行くのは何年振りだろう・・・8月も10月も楽しみです!
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