こんにちは、makoです。
5月29日から始まったShaw Academy フォトグラフィー基礎コースが終わりました。
とても質の良い講座でしたので、カメラを使い始めようとしている人や写真の基礎を学びたいと考えている人におすすめです!
カメラの使い方を知りたかった
最初の頃の記事をお読みになった方はご存知の通り、私は2009年にニコンD5000を購入して約8年ほど一眼レフを使ってきましたが、ずっとAUTOモード専門で、使ってもPモードでした。
カメラについて何も理解していなくて、「少しでも画質の良い写真をスクラップブッキングを通じてアルバムに残したい」という理由だけで使っていました。
今回カメラの買い替えあたって調べていく中で、一眼レフって奥が深いんだな・・・と知りました(何をいまさら!って感じですが)。
前のカメラでも出来た機能がたくさんあって、宝の持ち腐れ状態だったことに気付いた私。
D5600に買い替えた直後にDfというフルサイズ機まで買ってしまったので、「この機会にしっかりと基本から学びたい」と受講することに。
初心者の私でも理解できて楽しめるレッスンだったこともあって、コース途中で「上級コースも受けよう!」と心に決めていたくらいです。
受講対象者
どなたでも。
カメラ初心者さん〜基礎を知らずに撮影していた人まで、誰でも受講可能。
講座を通じて「知らなかったことを知る」または「今までの疑問を解消できる」内容です。
受講形態
PC・タブレット・スマホのいずれか。
指定された時間にログインすることで、全世界の受講生さん&海外在住のエデュケーターさんと(講師)つながり、講座がスタートします。
ライブ配信型と言って、実際に同じ時間帯にエデュケーターさんが講義を進める形になるので、教室に集まる代わりに自宅で学ぶというだけの違いです。
ライブ参加者は数十名だったかもしれないけれど、受講生さんは世界中にいらっしゃるし、6月コースだけでも百名以上が受講しているようでした。
とは言え、子育て中の方やお仕事の都合によっては、参加が難しい場合もありますよね。
ライブで参加できなくても、終了後24時間以内に録画ビデオがアップされるので、このビデオで学べます。
私は毎回ライブで参加しましたが、たいてい翌日か次のレッスンの前に録画ビデオを見て復習していましたので、録画ビデオは復習として利用することもできます。
質問したいことがあれば、ライブ・ビデオでの参加にかかわらず、いつでもメールで対応してもらえます。
コースの期間
約1ヶ月、全10回。
私が受講した2017年6月コースは1・2週目が月・水・金、3・4週目が月・水でした。
月・水がライブ配信で20:30〜21:30、金曜日は録画されたビデオを通じて学ぶスタイル。
コース終了後10日間は録画ビデオにアクセスできます(後述するメンバーシップを取得すれば、この制限はなくなります)。
コース概要
日本人による、日本語での講座です。
下記のスクリーンショットを見ると分かりますが、まったくの初心者であれば、知りたかったことを1つずつ段階を追って学べます。
受講生さんの中には画像編集をしている方もいらっしゃるようでしたが、「今まで疑問に思っていたことが理解できた!」というコメントが結構寄せられていたので、カメラ歴にかかわらず学ぶことが多いように感じました。
たとえば、1週目はカメラの種類やレンズの種類など。
デジタル一眼レフとミラーレス一眼レフの違い、あるいは一眼レフとコンデジ(デジカメ)の違いもバッチリ分かるようになります。
カメラがどのように被写体を記録しているか、その仕組みも分かりやすく説明してもらえます。仕組みなんて考えたこともなかった私としては、なるほど〜という感じ。
講義は音声だけでなくスライドを使用しているので、目で見てイメージを掴み、エデュケーターさんの言葉で意味を理解することができます。
復習クイズ
1週間ごとに復習クイズが出ます。
自分がどれくらい理解できたか?を確認するにも良いですよ。
私は3週目まで受けましたが、毎回1問間違えていてなかなか満点がとれません(笑)
最後に修了テストというものがあるようです。
9週目を復習してから受けたいと考えているのでまだ受けていませんが、テストを受けたら書きますね。
スターターパック(受講用ツールキット)
20ユーロくらい(私の時の為替レートでは2,500円弱)だったと思うのですが、各レッスンで使用したスライド、それぞれのレッスンの要点をまとめたノート、ボーナスビデオを入手可能です。
ただ、現時点ではまだボーナスビデオが表示されていないので、どういう内容か分かりません。
最初は「メモを取って自分でまとめよう」と考えていたのですが、情報量が多い上にスライドの内容が充実していることもあって、2回目のレッスンが終わった頃に申し込みました。
仕事の関係で製本できるツールを持っているので、こんな風に2つのレッスンごとに製本してみました。これにメモを書き込んでいます。
チャットボックス
私たち受講生からは声で話しかけることができません。
その代わり、質問はチャットボックスに入力し、その質問をエデュケーターさんが拾って解説するスタイル。
このチャットボックスは質問だけでなく、講義が始まる前の音声チェックとしても使います。
最初に「聞こえています」とか「こんばんは〜」と書き込んで、エデュケーターさんの声が受講生に届いていることを知らせます。
それだけでなく、講義の途中でエデュケーターさんからの質問や問題が投げかけられることも結構あるので、返答はチャットボックスを利用。
質問内容は単に「皆さんはこの写真のどこに最初に目が行きましたか?」というような正解のないものから、「適正露出のシャッタースピードは1/125で絞りはF/4です。この写真では露出メーター(露出インジケーター)が+1となっています。シャッタースピードはそのままにしたい場合、絞りはいくつに変更すれば良いでしょう?」というように、講義で学んだことを受講生が理解しているか確認するような内容の場合もあります。
間違えると逆に覚えるし、同じような問題をいくつか用意してくださっているので、最後にはみんな正解になります(笑)
Shaw Academyが提供している講座
欧米ではかなり有名なライブ配信型講座を提供する会社のようで、英語であれば数多くの講座を提供しています。
日本語はまだまだ数が少なくて、現時点で開講されているのは下記の通り。
- フォトグラフィー基礎コース
- フォトグラフィー上級コース
- Photoshop
- ウェディングフォトグラフィー(開講準備中)
- デジタルマーケティング基礎
- ファイナンシャルトレーディング
- ビジネス英語
メンバーシップ
おそらくどの講座を受講しても案内されると思うのですが、基礎コースの8回目か9回目あたりでメンバーシップの案内がありました。
私の時は受講生の特典として、通常の60%オフでメンバーシップを取得できるとのことでした(5万円弱)。
5万円と聞くと、「高い」と思う人は多いかもしれません。
でも、考えてみてください。
これがレンズだったら、きっと5万円でも買いますよね!?
だけど、「そのレンズが本当に自分に or 撮ろうとしているシーンに最適なのか?」を知らなければ、何の知識もなくD5000を使っていた私のように、宝の持ち腐れになる可能性があるわけです。
せっかく買ったのに「別のレンズのほうが良かったのか・・・」と気付くのは寂しいし、もっと悲しいのは「カメラの設定を変えることで持っているレンズでも撮影できたと知る」というようなケースですよね。
このような経験を回避する唯一の方法は、正しい知識を持つこと。それを現役のプロのフォトグラファーから直接学べるのですから、決して高い買い物だとは思いません。
メンバーシップを購入することで得られる特典:
- Shaw Academyが提供している全講座(日本語・他言語)を無料で受講できる
- 何度でも同じ講座を受講できる
- 録画ビデオの視聴期間の制限がなくなる
- 有効期限なしで永年受講できる
- 自分以外の3人(家族・友人)まで追加できる
個人的にはビジネス英会話を受けてみたいし、ウェディングフォトグラフィーが開講されたら受講したい。
ウェディング写真を撮る機会は想定していないけれど、そこで学ぶ知識はきっと何らかの形で日常で撮る時にも役立つと思うのです。
一応RAW+FINEで保存しているので、いつかLightroomで画像編集をすることになった時はPhotoshopも受けたい。
あと、私自身は英語を理解するので、英語で開催されている講座で興味を引くものがあれば、受けてみたい。
そう考えると、メンバーシップはお得以外の何者でもありません。
あくまでも、私個人の環境においては・・・ですけど。
でも、これから一眼レフを使い始める人であれば、最初に正しい知識を持っていることは大事だと思いますよ。
Shaw Academyをおすすめする理由
エデュケーターさんはプロのフォトグラファーで、知識が豊富です。
それだけでなく、「受講生の疑問を解消してあげたい」と心から思っていることが伝わります。
最初のレッスンから一貫して、「どんなカメラでも写真は撮れる」や「一眼レフを持っていなければダメということは絶対にないし、どんなカメラにも良いところと悪いところがある」とおっしゃっていました。
カメラの機能がとても良くなっていることもあって、どうしてもスペック重視になりがちな風潮だけれど、「本当に大事なのは正しい知識を持つこと」を伝えたいのだと感じました。
メーカーもカメラの種類も関係ない。それよりも知識でカバーできることはたくさんあるのですよね。
今はスマホで撮る写真が高画質になっていて、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)の代わりになっていますし。
レンズについて多くの受講生が「アレが欲しい、コレが欲しい」とチャットで呟くたびに、「まずは持っているレンズで撮影する機会をどんどん増やしてください。講座で得た知識を元にカメラと仲良くなった後、足りないと感じる部分が明確に分かったら、その時にレンズの購入を検討しましょう。」というスタンスはとても好感が持てました。
私自身は初心者ということもあって質問すら思い浮かばなかったけれど、皆さんが投げかける質問とエデュケーターさんの回答から学ぶことも多かったです。
そして、基礎知識ゼロの状態で学び始めた私でも、かなり理解が深まりました。
ニコンプラザのDf使い方講習会でホワイトバランスを電球に設定したのを忘れていてウォーキングがてら写真を撮ったこともありましたが、真っ青な写真ばかり!というビックリな状況でも、すぐにホワイトバランスが問題だったと気付けました。
全然思ったように撮れないけれど、水平に保つことや構図を考えること、動いてみることなど、初心者なりに努力できる(知識でカバーできる)ことがあると学べたのも良かったです。
講座の申し込み・問い合わせ
Shaw Academyの公式サイトから講座の申し込みや問い合わせが可能です。
英語のホームページが開きますが、右上のENと表示されている言語の欄にマウスを移動すると他の言語が選べます。日本語で表示するには、JPをクリックしてください。
7月から始まる上級コースに申し込んだので、今のうちに基礎コースで学んだことを復習して、しっかり記憶に定着させたいと思います。
メンバーシップに申し込んだ直後、日本語のフォトグラフィー講座が録画されたビデオのみでの提供に変更になりました。その後、日本語サイトは閉鎖されたようで、現在は英語のみの提供になっています。
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