CIO SMARTCOBY Ex02をクラファンで応援購入した話

こんにちは、makoです。

2年ほど前から、X(旧Twitter)のタイムラインで、「CIO」という名前を見かけるようになりました。

モバイルバッテリーや充電器を扱っていることは何となく知っていましたが、ほとんど外出しない私にはあまりご縁のない世界だな〜と素通りしていました。

今では、「自宅にあるものと置き換えられないかな?」と考えるほど、お気に入りのメーカーです。

この記事は、「アナログ人間だから、難しいことはよく分からない〜」という苦手意識がある方でも理解できるように、できるだけ専門用語は使わずに書いています。

目次

個人的なお気に入り度

SMARTCOBY Ex02
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • iPhone、Apple Watch、ワイヤレスイヤホンを1台で充電できる
  • Qi2対応、MagSafe対応
  • 自宅では充電器として使える完全パススルー
  • スマホスタンドになる
  • スマホリングとしても使える
  • シボ加工が美しい
デメリット
  • Apple Watchのバンドの種類によっては充電に工夫が必要
  • 3-in-1だけど、同時充電できるのは最大2台まで
  • 充電速度はそこまで早くない

クラファンで応援購入

夏の終わりくらいに、「1つ持っていたら便利そう!」という製品と出会い、クラファン(クラウドファンディング)で応援購入したのが、こちらのSMARTCOBY Ex02(型番:CIO-MB20W1C-5000-EX02)です。

本当は白が欲しかったけれど、黒のみの展開(一般販売後の現在も黒のみ)。

SMARTCOBY Ex02はモバイルバッテリーです。

モバイルバッテリーは、外出時のようにコンセントが使えない場面で、スマホなどを充電できる製品です。

この製品1つで、iPhone・Apple Watch・Airpods(またはワイヤレス充電に対応しているワイヤレスイヤホン)が充電できます。

2つ購入したのは、1つは自分用、もう1つはいつも片手にiPhoneを持って動画を見ている息子用として。

クラファンの仕組みがよく分からなかった

この製品は9月2日 12:30から申し込みが開始されたのですが、一番お得な割引率33%OFFのものは、一瞬で売り切れていました。

私はもともと2台購入予定だったこともあり、24%OFFの早割Pair Setを応援購入。

すでにモバイルバッテリーを持っている人は(他社製のものでも)、回収割を利用することで超早割と同じ33%OFFになったり。

CIOの特定製品からの乗り換え割なら40%OFFになる、というプランもありました。

クラファン自体に不慣れだったし、CIO製品をよく知らなかったこともあって、申し込んだ当時は仕組みがあまり理解できませんでした。

11月下旬に届く

思っていたよりも早くに届いたな、という感じです。

今になって改めてMakuakeのサイトを見ると、応援購入が始まった9月にはテスト量産の検証が始まる頃だったのですね。

パッケージに付属するもの

入っていたのは以下のもの。

  • SMARTCOBY Ex02
  • 充電用ケーブル(USB Type C to C)
  • 説明書
  • CIOからのメッセージ
  • 延長保証登録の案内
  • わくわくを広げようPROJECTの案内

スペック

型番CIO-MB20W1C-5000-EX02
サイズ約93.0×63.0×15.6mm
リング部:+2.15mm
重量約 140 g
バッテリー容量5000mAh
ポート構成USB-C×1
入力USB-C PD入力:5V⎓3A / 9V⎓2A / 12V⎓1.5A(Max 18W)
出力USB-C PD出力:5V⎓3A / 9V⎓2.22A / 12V⎓1.67A(Max 20W)
PPS: 3.3-11V⎓2A(Max 22W)

マグネットワイヤレス充電:15W Max

Apple Watch充電:2.5W Max

USB-C+マグネットワイヤレス / Apple Watch 5V⎓3A 15W Max
対応急速充電規格Qi充電/急速マグネットワイヤレス充電
PD3.0 QC4.0+ PPS
その他機能完全パススルー機能搭載
バッテリーLED残量表示
サイクル回数約300回
蓄電時間約115分
付属品取扱説明書(日本語/English)
CtoCケーブル 0.5m

外観

シボ加工が素敵

私にとって、シボ加工=大好きなオーディオメーカー finalの製品というイメージでしたが、CIOの製品もシボ加工が施されています。

傷が付きづらく、高級感を演出してくれるのですよね。

でも、シボ加工を施すのは、結構難しいそうです。

REB STORE LIVE!(finalの公式Youtubeアカウント)でも、「樹脂筐体にシボ加工をするのは大変なんですよ・・・」と言っているのを何度か聞いたことがあります。

オーディオに関心がある方、ぜひfinal製品を試してみてね!

スタイリッシュ

充電部分には何も装飾がなく、スマホリングやスマホスタンドとして使える裏側に、控えめなCIOのロゴがあるだけ。

あとは、下部にボタンとType-CのUSBポートが1つ。

シンプルでスタイリッシュな外観がとても気に入っています。

充電器のバッテリー残量確認方法

通常は非表示の状態なのですが、本体下部の左側にある丸いポッチを1回押すと、バッテリー残量が表示されます。

外出前にササッと確認したい時にも便利です。

使い方

ケーブルを使わずに充電する場合

iPhoneに装着するだけで(特に何もしなくても)、すぐに充電が始まります。

ケーブルを使わないワイヤレス充電の場合、iPhoneなら最大7.5W、Androidスマホなら最大15Wの出力。

iPhoneをワイヤレス充電したい&できるだけ早く充電したい人は、SMARTCOBY Ex SLIM Qi2 & Cable(iPhoneでも最大15W出力)が良いようです。

15Wは7.5Wの2倍なので、充電の速度もほぼ2倍早くなる、というイメージ(公式アカウントの動画情報)

Amazon新春セールでかなり売れたのか、Amazonと楽天の公式ショップでは在庫がないようです(2025年1月中旬の時点)

MagSafe対応のケースがおすすめ

SMARTCOBY Ex02を手にしてから、MagSafeに対応したスマホケースを買いました。

これまで使っていたクリアケースはMagSafe非対応のもの。

ギリギリ、なんとか一応くっつく、というレベルです。

MagSafe対応のケースは結構な強さでくっついてくれるので、安心感があります。

ちなみに、ケースを外した状態であれば、かなり強力にピタッとiPhoneにくっついてくれます。

MagSafeもQi2も仕組みはほぼ同じで、どちらもマグネット装着&高速充電に対応した機能。MagSafeはiPhoneのみを対象とした呼称で、その後iPhoneとAndroidスマホ両方を対象としたQi2が出てきました。今後はQi2に統一されるのかもしれませんね。

ケーブルを使って充電する場合

SMARTCOBY Ex02には内蔵ケーブルはありませんが、Type-CのUSBポートが1つあるので、ここにケーブルを挿し、ケーブルのもう片方をスマホの充電部分に挿すことで、有線接続が可能です。

ケーブルを使って有線接続すると最大20W出力になるので、ケーブルなしのワイヤレス充電よりも充電は早いとのこと。

私は面倒くさがり屋なのでiPhoneにくっつける手軽さが勝ちますが、高出力が必要なAndroidスマホを使っている人なら、有線接続が良さそうですね。

電源(充電開始)のON・OFF

途中で充電をOFFにしたい時

iPhoneに装着するとすぐに充電が始まるため、スマホのバッテリー残量が心もとない状態なら、そのままでOKです。

途中で充電を止めたい時は、丸いポッチを2回連続で押すだけ。

iPhoneに装着させつつ、必要な時だけ充電する場合

iPhoneに装着したまま外出したいけれど今は充電しなくて良いという時は、iPhoneに装着後(自動的に充電が始まる)丸いポッチ(画像では左側)を2回続けて押すことで、充電がオフになります。

バッテリーの電源をONにしたい(充電したい)タイミングで丸いポッチを1回押すと、充電がスタートします。

手が小さい人にこそスマホリング

充電器とスマホを重ねると、それなりの厚みになります。

iPhoneはSEくらいのサイズであれば女性でも片手で操作できるギリギリの大きさですが、それでも厚みが加わると、基本的に両手で操作が必要になります。

重量が増して落としやすくなりますので、スマホリング代わりに使えるのは便利です。

自宅での使用

スマホスタンドとして使う

スマホで動画を見る場合、何かに立てかけて使っている人にはぜひ試してもらいたい。

私自身はMacBook AirかiPad Proで動画を見るので試してはいないのですが、スマホスタンドにもなるワイヤレス充電器を1つ持っていると便利だと思います。

充電器として使う <パススルー充電対応>

SMARTCOBY Ex02と充電器を有線ケーブルでつなぎ、SMARTCOBY Ex02にiPhoneを装着したままにする方法です。

最近は新しいスマホに買い替えても、付属しているのは本体とケーブルのみ。

充電器が付属しないので、何かしらの充電器を持っている人が多いと思います。

CIOであればNovaPortシリーズが充電器で、サイコロ型の小さいものや薄型のカードくらいのサイズのものなどがあります。

コンセントに付けている充電器とSMARTCOBY Ex02をつなぎ、SMARTCOBY Ex02にiPhoneを充電したままにしておくと、いずれはSMARTCOBY Ex02も満充電になります。

SMARTCOBY Ex02が満充電になると、自動的に「パススルー充電」という機能が働いて、SMARTCOBY Ex02のバッテリーを経由せずに、コンセントからの電力をiPhoneに直接送ってくれます。

こうすることで、SMARTCOBY Ex02の中に入っているバッテリーを消耗しなくなるので、長期間使えるようになります。

Apple Watchの充電

急速充電には対応しておらず、最大出力は2.5Wになります。

エルメスのキリムバンドは難敵

9月にApple Watch 8から Ultra 2にしました。

ずっと狙っていたベトン(薄いベージュ色)は、2ヶ月後くらいにエルメス公式オンラインショップに出ているのを見つけ、速攻で注文したくらいお気に入りの色。

エルメス銀座店のスタッフさんもご存知なかったのですが、46mmのバンドを49mmのUltraシリーズで使うことはできますよ。

ただ、一番奥の所で留めていてもペアリングが解除されていることが多いので、42mmのケースを選ぶか、ベルト穴が1つ多いアン・メールを使うのが無難そうです。

ベトンもこのバックルもそしてUltra 2のバッテリー持ちの良さも気に入っているので、なかなか諦めきれずに使っていますが・・・念のため、Apple Watch 8と大好きなエトゥープも残してあります(笑)

話を元に戻して。

キリムバンドは、ディプロイアント バックルと同じ仕組み。

しかも、バックル部分がすべて金属のため、それなりの重さがあります。

その上、外した状態でも輪の形なので、平面の充電器に乗せて机の上に置くと、充電箇所からズレてしまいます。

少し前にふと思いついた方法が、リング部分を使ってスタンドのようにした状態で充電する方法。

ただ、MagSafeのようにピタッとくっついてくれるわけではないので、Apple Watchがずり落ちない程度の角度にする必要があります。

それでも微妙に浮いてしまって、充電できる場所に密着してくれない。

Ultra 2に対応しているのか不明

SMARTCOBY Ex02がApple Watch Ultra 2に対応しているか?が不明なんですよね。

これまで使っていたBelkinのBOOST↑CHARGE™ PRO 3-in-1が高速充電に対応していて充電が早いので(最大7.5W?)、単にすごく遅く感じる→充電されていないかも?と錯覚している、という可能性もありますが。

あるいは、 Ultra 2に対応しているけれども、このバンドとの組み合わせでは充電が難しいのかもしれません。

SMARTCOBY DUAL 950mAh

CIOではApple Watchを充電できる製品を3つ展開していて、SMARTCOBY DUAL 950mAhというAppleの認証を受けている製品は、Ultra 2は対象外。

小さくて、軽くて、ジャキーンと飛び出すスライド式USB-CIO端子付き。

Apple Watchの充電専用では、とても魅力的です。

NovaWave 3Way

もう1つはNovaWave 3Wayという、3-in-1の充電器があるようです。

バックルの重みに耐えられるか?は分からないけれど、ソロループのようなバンドも充電しやすそうな形状。

こちらはSMARTCOBY Ex02同様にAppleの認証がない製品で、対応機種として「Apple Watch全般」と書いてあります。

Ultra 2も対応しているなら、コンパクトだし、Apple Watchの充電速度はSMARTCOBY Ex02と同じ。

ただし、iPhoneの充電がメインというケースが多いでしょうから、一般的なバンドを使っているのであれば、出力が大きいSMARTCOBY Ex02のほうが良さそうです。

SMARTCOBY Ex02とは異なり、NovaWave 3WayはMagSafeやQi2非対応なので、使用時にはケーブルが必要みたいです。

5000mAhは意外とバッテリーの減りが早い

今月に入って娘にSMARTCOBY Ex02を貸したところ、「思ったよりも充電が早かった。iPhoneにくっつけておくだけで充電されるから、ラクでいいね」と言っていました。

iPhoneのバッテリーが60%台から90%台まで充電したら、SMARTCOBY Ex02の充電残量が50%くらいに(98%くらいから使用)。

1日外出するくらいでiPhoneのみの充電が目的なら十分だとは思いますが、これにApple Watchや他のデバイスの充電をすることになった場合は少し不安です。

テーマパークのように写真や動画をいっぱい撮る場合は、5000mAhでは足りないかもしれません。

公式Youtubeでの配信でも「あくまでも充電が必要になった時の備え」と言っていましたし、3-in-1という利便性とのトレードオフなのかもしれません。

息子からも

このブログを始めた当初、まだ小学生だった息子も、去年4月から新社会人に。

不思議ちゃんは相変わらずですが、自分で得たお金で年末年始に海外へ行っていました。

途中で連絡があり、「SMARTCOBY Ex02を持っていて良かった!」と実感したとのこと。

最初は、画像1枚と「こいつ優秀!」という短いメッセージだけが届きました。

「どこらへんが良かったの?」と尋ねたら、「コンセントの数が少なかったけど、コレ1つでiPhoneとAirPods Pro2を同時に充電できて、すごい助かった〜」とのこと。

相変わらず片手でスマホを持ちながら動画を見ているので、SMARTCOBY Ex02は返してもらおうかと考えていたのですが、何かのタイミングで使ってくれるなら良いかな。

SMARTCOBY Ex02関連の公式おすすめページ・動画

CIOにはまる

コロナが流行り始め、倒産する企業が増えていた4年ほど前から、日本のメーカーが作っている製品を選ぶようになりました。

CIOはMade in Chinaなのが気になりますが、若い世代が立ち上げた会社ということを知って、応援したいと思うように。

もちろん、製品にわくわくさせてもらえることが応援したいと思う一番の理由ですけれど。

実は、SMARTCOBY Ex02が届く前に、必要に迫られていくつかCIO製品を買いました。

その後も少しずつ増やしているので、私の世代に関心を持ってもらえるような記事を書いていきたいです。

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この記事を書いた人

このブログは2010年から2014年まで、オーストラリア・シドニーで過ごすことになった子供たちの記録を綴るために始めました。
子供たちが大きくなるにつれて、私自身の趣味についての記事が増えています。
好奇心旺盛で、自分で調べて様々なことに挑戦することが好きです。

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