【レビュー】CIO WEARHACK2

ショップチャンネルにCIO代表の中橋さんが出演して紹介していた、WEARHACK2という製品を購入しました。

CIO製品の紹介記事は購入した順番に書こうと思っていたのですが、とても気に入っていたので、まだまだ寒さが続くこの時期のおすすめ製品として先に書くことにしました。

CIO製品を語るシリーズについて

ガジェット好きではあるものの、あまり詳しくない素人の視点で綴るシリーズです。

2020年12月頃にコロナ禍で倒産する企業が増えているという報道を見たことがきっかけで、できるだけ日本のメーカーが作っている製品を選ぶようになりました。

CIOの存在を知ったのは2年ほど前です。

CIOは大阪府守口市にある日本の会社で、現時点ではモバイルバッテリーや充電器をメインに開発・製造・販売しています。

頑張っている若い世代を応援したくて、2024年9月にモバイルバッテリーをクラウドファンディングで応援購入。

真摯にユーザーとの関係を築こうとしている企業の姿勢に共感し、見た目・機能にわくわくする製品に感動して、自宅にあるPC・タブレット・スマホ周辺機器をCIO製品に置き換えることにしました。

「アナログ人間だから、難しいことはよく分からない〜」という苦手意識がある人にこそ、CIO製品をおすすめしたい。

そのためにもできるだけ専門用語を避け、画像が多めです。

CIO公式サイト・動画の情報を理解するのに時間がかかったこと、ふとした疑問なども正直に綴っています。

目次

結論

よほど暑がりな人でない限り、ぜひ試して欲しい。

実家へ持って行ったところ、コレいいじゃない!と好評だったので、特別セットの販売期間最終日に追加購入しました。

個人的なお気に入り度

WEARHACK2
総合評価
( 5 )
メリット
  • すぐに暖かくなる
  • 家でも外でも大活躍
  • 薄くて軽い
  • 使い始めるとコレなしでは過ごせなくなるほど快適
  • 充電器から電源を確保する使い方が便利
  • アプリなしでも使える
デメリット
  • 50℃設定で使用すると、5000mAhでは1時間くらいでバッテリー残量が20%以下になる
  • 大容量バッテリーを使う時はポケットに入れることになるため、ケーブルが邪魔に感じるかも
  • モバイルバッテリーを接続するケーブルがもう少し長いとつなぎやすい

WEARHACK2は、これまで購入したCIO製品の中で一番感動した&気に入った製品です。

スペック

スクロールできます
型番CIO-WEARHACK02
サイズ約 200 × 200 mm (本体部分のみ)
重量約 90 g
温度約35〜55℃
連続使用時間35~40℃:約3時間
45~50℃:約2時間
50~55℃:約1時間
※5,000mAhのモバイルバッテリー使用時
タイマー設定時間アプリ操作のみ:1~120分
初期設定:約60分
消費電力約10W
製品素材[操作部]ABS/PC/シリコン
[メイン生地]防水ナイロン生地
メンテナンス方法本製品は水洗い不可となります。
※濡れた状態でWEARHACK2を使わないでください。
感電・故障の原因になります。布部分、樹脂部分ともに乾いた布で汚れをふき取ってください。

外観

ほぼ正方形で、とても薄いです。

裏側の小さなポケットの中に短いType-Cケーブルが付いています。

このケーブルをモバイルバッテリーのポートに接続して使うのが基本形。

接続した状態の画像は、下記の「使い方ー基本的な使い方」でご確認ください。

パッケージに付属するもの

入っていたのは以下のもの。

  • WEARHACK2本体

その他必要なもの

外出時に使用する場合

  1. モバイルバッテリー(公式の推奨はSMARTCOBY SLIM 5000mAh)
  2. USB-C to USB-Cケーブル x1(モバイルバッテリーの充電用ー持っていない場合のみ)
  3. 充電器 x1(モバイルバッテリーの充電用ー持っていない場合のみ)

自宅でのみ使用する場合

  1. ケーブル(コンセント口との距離によって1mまたは2mのどちらか)
  2. 充電器(10W以上)

特長

普段着をヒーターウェアへ

イメージとしては、繰り返し使えるホッカイロです。

モバイルバッテリーやコンセントから電源を取るため、温まるのが早い。

何よりも、OFFにできる点が大きい。

ホッカイロは暑くなったら外すしかないし、外した後は2度と使えませんから。

身体が暖まった時にいつでもON・OFFできるのは、本当に便利。

薄くて軽い

WEARHACK2自体は90gで、CIOが推奨するSMARTCOBY SLIM 5000mAhが108gなので、合計でも200gほどの軽さ。

ある程度厚めの服を着ている上にアウター(上着)に取り付けて使うため、ほとんど重さを感じません。

外出時に使うのであれば、ループ付きの上着との組み合わせでしか使えない点だけはご注意を。

アプリがなくても使える

とても気に入ったので、両親にもプレゼントしたいと思ったのですが、1つだけ気になったのがアプリの存在。

アプリの操作、モバイルバッテリーの使い方&充電は理解できないかもしれないので。

細かな設定はできないけれど、上部のボタンを2回続けて押すだけでも48度の固定温度で使えることを知って、とっても嬉しくなりました!

ギフトラッピングに対応しているお店で購入すれば、素敵な贈り物になりますね。

WEARHACK2は贈り物としても良さそうです。

デメリット

モバイルバッテリーをつなぐためのケーブルが短い

ポケット内に収納したモバイルバッテリーとケーブルをつなぐ時に、少し手間取ります。

あと数センチだけでも内蔵ケーブルが長くなってくれると、バッテリーとケーブルをスムーズに接続できるはず。

若い世代にはどうってことのない動作も、年齢が上がると手こずることがあります。

老眼で小さいものが見づらい(モバイルバッテリーの色は白のほうが見やすいかも)、手先の動きが鈍くなる、ということもあると思うので。

あくまでも、母に試してもらった時に感じたことですが・・・

5000mAhではバッテリーがみるみる減っていく

重さとサイズを考えると、SMARTCOBY SLIM 5000mAhが最適なのは分かります。

自宅から最寄り駅までのように短時間の使用を繰り返すのであれば、この容量で問題なさそうです。

でも、連続で1時間以上使うつもりなら、プラスαで準備するものが必要です。

使い方

基本的な使い方

裏側の小さなポケットの中に短いType-Cケーブル(紫色のケーブル)が内蔵されています。

このケーブルをモバイルバッテリーのポートに接続します。

アプリを使わない場合

WEARHACK2の右上(ループに通すベルトの近く)にある小さなボタンを2回連続で押します。

10秒くらい経つとジワジワと暖かくなり、48度前後の暖かさをキープしてくれます。

アプリ未使用時の温度は48度に固定されていて、連続使用時間は最大2時間(バッテリー容量次第)。

2枚目の画像ではポケットの外にモバイルバッテリーを出した状態でケーブルとつないでいますが、この方法はおすすめしません。ポケット内にモバイルバッテリーを収納するのに苦労しますし、ケーブルがすぐに断線しそうで怖いです。あくまでも、ケーブルとモバイルバッテリーを接続した状態をご紹介するために載せています。

アプリを使う場合

初期設定を済ませているのであれば、アプリを立ち上げると、自動的にWEARHACK2の電源がONになります(アプリを使わない場合のボタンを2回押した状態と同じ)。

SMARTCOBY SLIM 5000mAh薄くて軽い製品ですが、50℃設定で使用すると1時間ほどでバッテリー残量が20%以下になりました。

外出時に使うのであれば、①SMARTCOBY SLIM 5000mAhを充電するためのモバイルバッテリーも一緒に持ち歩く、②SMARTCOBY SLIM 5000mAhを2つ持って行く、または③少し重くなるけれどSMARTCOBY Pro SLIM(10000mAh)を使用すると安心です。

大容量のモバイルバッテリーとの組み合わせで使う

WEARHACK2の下にUSB-Cのポートがあるので、そのポートと大容量のモバイルバッテリーをケーブルでつなぎます。モバイルバッテリーは上着のポケットに収納して使います。

20000mAhのように大容量のモバイルバッテリーを使用することで、長時間の使用が可能になります(安全性の観点から、2時間で自動的に電源OFFになります。)

バッテリー残量の不安が解消される代わりに、バッテリーの重さと厚みがデメリットになります。

180gのSMARTCOBY Pro SLIM(10000mAh)が現実的な候補でしょうか。

画像に映っているのは、SMARTCOBY Pro PLUG II(10000mAh、67W、308g)です。

ひざ掛けプラスαとして

座っている時間が長い場合やコンセントが近くにある場合は、充電器とケーブルをつないで使うことができます(PCに接続して使うこともできるようです)。

コンセントから電力が供給されるので、バッテリー切れの心配もないですし、バッテリーを頻繁に充電する手間もありません。

ひざ掛けと一緒に使うことで太ももがポカポカとしてきて、段々と体全体も温まり、とても快適に過ごせます。

座布団のようにお尻の下に敷いて使う

充電器にケーブルをつなげて使う方法であれば、お尻の下に敷いて使うこともできます。

立ったり座ったりが多いなら、この使い方が合っているかもしれませんね。

破裂の恐れがあるそうなので、モバイルバッテリーをWEARHACK2の中に入れた状態では使わないでください。

アプリとの連動でより便利に

WEARHACK2は、アプリと連動させることで温度設定や使用時間を細かく設定することができます。

アプリには複数のWEARHACK2を登録できるそうです。

2個以上持っている場合は、マイ設定でデバイス名を変更しておくと、接続時に戸惑うことがありません。

万が一、電車内で近くにWEARHACK2を使っている人がいた時のために、1つしか持っていなくても名称変更しておくと良いかもしれませんね。

電源をONにすると10秒くらいでほんのり暖かくなってくることを感じます。

1分〜1分30秒ほどで体温(36℃)くらいになり、3分弱で50℃に(室温22℃でスタートした場合)。

その後はずっと設定した温度付近をキープしてくれます。

WEARHACK2関連の公式おすすめページ・動画

寒がりさんは使ってみて!

もっと早くに出会いたかったと思うくらい感動した製品。

正直なところ、「少しでも寒いと感じる時間が減るといいな・・・」程度の期待だったので、予想を遥かに上回る良い製品に出会えました。

日本の家は基本的に寒いこともあって、室内でも大活躍間違いなし。

寒がりの私は電源をONにしてしばらくは50℃設定で使いますが、かなり身体がポカポカしてくるので、30分後くらいには40〜45℃にしています。

ひざ掛けプラスαとして使うのであれば、太ももの上に置いておくだけ。

お手軽で本当におすすめです!

ショップチャンネル限定セットの内容

WEARHACK2を使う上で必要なものが全部入ったセットです。

それぞれの製品の最安値と数百円くらいしか変わらなかったので(現在最安値で販売しているお店はありません)、限定ポーチが付いているショップチャンネルのセットを購入しました。

現在もショップチャンネルで販売されていますが、ほぼ定価での提供になっています。次に楽天やAmazonで大きなセールがあるのは春先。価格を考えるとセールを狙いたくなるけれど、寒い時期に使うことに意義がありますから、悩ましいですね。限定の薄型ポーチがなかなか良いので、ポーチ狙いはアリだと思います。

モバイルバッテリーを使う方法は高齢の親には少し難しく感じるらしく、充電が必要という点もハードルが高いようです。

まずはひざ掛けと一緒に自宅で使うところから始めてもらい、慣れてきたら外出時の使い方やアプリの操作方法を説明しようと思います。

  • WEARHACK2
  • SMARTCOBY SLIM 5000mAh
  • NovaPort SLIM DUO 45W
  • L字 CtoC 1m シリコンケーブル
  • 限定ポーチ
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この記事を書いた人

このブログは2010年から2014年まで、オーストラリア・シドニーで過ごすことになった子供たちの記録を綴るために始めました。
子供たちが大きくなるにつれて、私自身の趣味についての記事が増えています。
好奇心旺盛で、自分で調べて様々なことに挑戦することが好きです。

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