こんにちは、makoです。
前回はCIOという会社についてご紹介したので、今回は製品の選び方について書きます。
でも、とても長いです。
目次がありますので、気になるところだけを拾い読みしてくださいね。
この記事で伝えたいこと
CIO製品を使い、その製品について知れば知るほど、ガジェットに苦手意識がある方にこそおすすめだと感じるようになりました。
一方で、このブログでご紹介した製品をきっかけにCIOのサイトを見た時に、名前が似ている製品が多く、「どう違うの?難しくて、よく分からない」となってしまうかもしれないな・・・と。
SMARTCOBY Pro SLIM CABLE(下記画像の左側)とSMARTCOBY Ex SLIM Qi2&Cable(下記画像の右側)なんて、名前も形状も似ていますし。
ガジェットが好きとはいえ、詳しい知識があるわけではありません。
自分で調べることが好きなのである程度理解できるまでそう時間はかからないのですが、高齢の両親やこう言うものに関心がない身内に説明するとしたら、それなりに時間がかかるだろうと思います。
そこで、「そもそもCIOって何?」とか「こういうのが欲しいのだけど、何を選んだら良いか分からない」という人に向けて、聞き慣れないかもしれない用語を説明しつつ、公式サイトの見方を書いてみようと思います。
CIO製品を選ぶ際の参考になれば嬉しいです。
CIO公式サイトで扱っている製品
- 充電器
- ワイヤレス充電器
- モバイルバッテリー
- ケーブル
- ウェアラブル
- その他
充電器(NovaPortシリーズ)
充電器はプラグ付きで、コンセントに差し込んで使う製品です。
スマホの充電をする時をイメージしてください。
ケーブルの片方をスマホにつなぎ、もう片方を充電器につないだら、充電器をコンセント口に差し込みますよね。
スマホ・PC等とケーブルでつなぎ、コンセントに差し込んで充電するためのプラグ付きの機器です。
CIOの充電器には、「NovaPort(ノヴァ・ポート)」という名前がついています。
NovaPortがおすすめの理由
NovaPortシリーズの充電器は、必要な出力を自動で判断してくれる機能が備わっています。
複数ポートの充電器はたくさん出回っていますが、通常は一番上がPC用、2番目がスマホ用・・・のように、接続するポートが固定されています。
また、使わないポートにケーブルをつないでいると、出力が制限されてしまう製品が多いです。
私がずっとApple製品に付属の単ポート充電器を使ってきた理由は、複数ポートの充電器に変えるメリットよりもデメリットのほうが多かったからです。使わない時にケーブルを外しておかなければならないとか、デバイスを接続するポートの位置を覚えておかなければならない等は、面倒ですから。
でも、CIOのNovaPortシリーズはどこに何を接続しても大丈夫だし、すべてのポートにケーブルをつなぎっぱなしにしておいてもOK!
ガジェットに詳しくない人におすすめしたい一番の理由です。
詳細は下記の記事の「NovaIntelligence(ノヴァ・インテリジェンス)」をお読みください。
選ぶ際のポイント
検討する際は、「充電したい製品(または電源が必要な製品)は何台か?」からスタートしてください。
USBの種類
左から順に、Micro-USB、TYPE-A、TYPE-Cです。
Micro-USBは台形で、接続する際に向きを確認する必要があります。
TYPE-Aは細長い長方形で、やはり向きを確認してから接続する必要があります。
TYPE-Cは楕円形で、向きの確認は不要です。
番外編としてLighteningというApple独自の端子があり、向きを確認する必要はありません。
iPhoneは20W程度の出力で高速充電できて、Androidスマホは30Wの出力が必要な製品が多いそうです。
スマホだけであれば、ポートが1つの充電器で十分です。
最大出力
できるだけ早く充電をしたい場合や複数のデバイスを充電したい場合は、最大出力が大きい製品を選びます。
たとえば、出力が20Wの製品と30Wの製品を比較した場合、1.5倍の差があります。
大雑把な言い方になりますが、1.5倍のパワーがある、というイメージです。
Windows PCやMacBook Proの場合、出力が小さい充電器では充電できないこともあるそうです。
最大出力が大きければ大きいほど、同時充電できるデバイスの選択肢が増えます(大は小を兼ねるというイメージ)。ただし、最大出力が大きい=本体サイズが大きく重量も増す、というデメリットもあります。
CIO製品の候補
CIOで選ぶならNovaPort DUO II 45W(USB-Cポートが2つ)またはNovaPort SLIM 45Wが候補になります。
カフェや電車のように不特定多数の人が利用する場所では、コンセント口が緩くなっていることが多いらしく、NovaPort DUOのようなサイコロ型ではコンセント口から外れやすく、充電できていないことがあるとのこと。
こういう場所で利用することが多い人には、スリムタイプのNovaPort SLIMがおすすめ。
以前のiPhoneに付属していたTYPE-Aのケーブルを使っているなら、NovaPort TRIOⅡ 67W 2C1A(USB-Cポート2、USB-Aポート1)が候補になります。
CIO Mate製品の候補
より安価な充電器を探したい人には、姉妹ブランドのCIO Mateの製品があります。
iPhone用ならCharger 001やCharger 003(20W)、Androidスマホなら Charger 002(30W)が候補に上がります。
TYPE-Aのケーブルであれば、CIO MateのCharger 004があります。
複数のデバイスを充電したい場合のおすすめ製品については、下記の記事をご覧ください。
ワイヤレス充電器
充電器の派生バージョンです。
充電器とケーブルが必要という点では充電器と同じ。
充電器と充電器をケーブルでつなぐと電力が供給されるので、スマホをワイヤレス充電器の上に置くだけで充電が始まります。
CIOのワイヤレス充電器には、「NovaWave(ノヴァ・ウェイブ)」という名前がついています。
スマホ・PC等にケーブルをつなぐ必要がない点が大きな違いです。
下記の画像はモバイルバッテリーに分類されているSMARTCOBY Ex02ですが、ワイヤレス充電器も兼ねているタイプなので、イメージとして載せています。
画像からも分かるように、充電器同士はケーブルで接続されていますが、iPhoneはケーブルがつながっていません。
一般的なワイヤレス充電器はピタッとくっつくタイプではなく、上に乗せるだけです。
ワイヤレス充電に対応しているAndroidスマホは多くなっていますが、マグネット吸着できるものはほとんどありません。
ワイヤレス充電器はスマホを置く位置がズレると充電されないため、注意が必要です。
選ぶ際のポイント
機能が1つの製品と複数の機能を備えた製品があります。
- スマホ充電のみ
- Apple Watchのみ
- スマホ(またはワイヤレスイヤホン)とApple Watchの2つ
- スマホ・Apple Watch・Airpods(またはワイヤレスイヤホン)の3つ
CIOでは、iPhoneとApple Watchを同時充電できるNovaWave 3 Wayがあります。
スマホリング&スマホスタンドにもなる上に、iPhoneをピタッとくっつけて充電しつつ、Apple Watchも充電可能(Apple Watch Ultra 2は非対応)。
私はiPhone 14 ProとApple Watch Ultra 2(エルメスモデル)を使っているのですが、CIO製品にはApple Watch Ultra 2に対応した製品が存在していないようなので、以前から持っているBelkinの3-in-1ワイヤレス充電器を使っています。
iPhone X・XR・XS・11・SE(第2世代)を使っている人は、ワイヤレス充電器が使えます。
モバイルバッテリー(SMARTCOBYシリーズ)
バッテリーが内蔵されているため、コンセントが使えない場所でもスマホ・PC等を充電できる製品がモバイルバッテリーです。
モバイルバッテリーを持ち歩く時は、スマホ等とモバイルバッテリーをつなぐためのケーブルも一緒に持って行きます。
CIO製品にはスマホにピタッとくっつくQi2(チー・ツー)対応のモバイルバッテリーや、ケーブルが内蔵されているタイプがあります。
別途ケーブルを持ち歩く必要がないので、ガジェットに詳しくない人にもおすすめ。
CIOのモバイルバッテリーには、「SMARTCOBY(スマート・コビー)」という名前がついています。
ただし、Qi2に対応しているのはiPhone 12以降のみ。
マグネット吸着できるのはケースを使っていない場合のみ、と考えてください。
iPhone 12以降であっても、MagSafe対応またはQi2対応のスマホケースを用意しましょう。
クリアケースが多く、2,000円前後で販売されています。
見た目が微妙な点が残念ですけれど。
スマホ・PC等とモバイルバッテリーをつなぐためのケーブルは必要ですが、コンセントがなくても充電できる点がワイヤレス充電機との大きな違いです。Qi2対応のモバイルバッテリーであれば、充電時にケーブルすら不要です。
選ぶ際のポイント
①モバイルバッテリーの性能(バッテリー容量、最大出力数、サイズ)と②充電したいデバイスの種類・数によって、自分に合ったモバイルバッテリーが決まります。
最大出力
できるだけ早く充電をしたい場合や複数のデバイスを充電したい場合は、最大出力が大きい製品を選びます。
出力が20Wの製品と30Wの製品を比較した場合、1.5倍の差があります。
大雑把に言うと、充電速度も約1.5倍の差とイメージしておくと良いでしょう。
最大出力が大きければ大きいほど、同時充電できるデバイスの選択肢が増えます(大は小を兼ねるというイメージ)。ただし、最大出力が大きい=本体サイズが大きく重量も増す、というデメリットもあります。
バッテリー容量
5000mAhと10000mAhでは容量が2倍あります。
iPhoneの場合5000mAhで0.9回分程度、Androidスマホは
1日だけの外出でスマホのみを充電するのであれば、コンパクトで軽いものが多い5000mAhで十分でしょう。
1日だけの外出だったとしても、テーマパークなどで写真や動画をたくさん撮る予定であれば、10000mAhを選ぶと安心だと思います。
最大出力は充電器の選び方と同じで、iPhoneなら20W以上のものを、Androidスマホなら30W以上のものを選ぶことで、高速充電ができます。
最大出力と充電したいデバイスの種類によって、最適な製品が決まります。
2つ以上のデバイスを充電する場合や1泊2日の旅行などでは、バッテリー容量が大きいものを選ぶと良いでしょう。
CIO MateのPowerBank001は安価でUSB-Cポート2つとUSB-Aポート1つという使い勝手の良いモバイルバッテリーですが、最大出力が20Wのため、Androidスマホの場合は出力が足りないかもしれません。
ケーブル
スマホ、タブレット、PC、モバイルバッテリーなどを充電する時に必須なのがケーブルです。
端子部分の形状が真っ直ぐなタイプやL字型のタイプがあったり、ディスプレイ表示のあるケーブルまで販売されています。
- シリコンケーブルシリーズ
- マグネットケーブルシリーズ
- スパイラルケーブルシリーズ(公式サイトでは「ケーブル」の中の「その他」に分類されています)
シリコンケーブルシリーズ
ケーブルの外側(私たちが触れる部分)がシリコン素材で覆われたケーブルです。
さらに下記の種類に分かれます。
- シリコンケーブル(ストレート型)
- シリコンケーブル(L字型)
- 液晶ディスプレイ付き(ストレート型)
- 液晶ディスプレイ付き(L字型)
片方の先端がLightening端子(iPhone 14以前に対応)のものとUSB-Cのものがあります。
長さは15cm、50cm、1m、2mの4種類ですが、製品によっては15cmは展開していないものもあります。
色は黒、白、パープルの3色。
マグネットケーブルシリーズ
シリコンケーブルの派生シリーズで、片方の先端は端子部分外れる仕組みです。
端子だけを複数購入してスマホ、タブレット、PCに装着しておけば、持ち歩くケーブルは1本で済みます。
脱着がとても簡単な上に、充電部分を傷つける心配が減ります。
種類と色はシリコンケーブルと同じ。
長さは50cm、1m、2mの3種類。
もう少し詳しくマグネットケーブルについて書いた記事はこちら。
スパイラルケーブルシリーズ
ケーブルの中にマグネットが入っているため、丸めた状態で保管できる製品です。
スパイラルケーブルは、形状記憶ケーブルみたいなイメージです。
1mのスパイラルケーブルを持っているけれど少ししか使わない場合は、使う分だけケーブルを出すことで、使わない部分のケーブルをまとめておけるアイデア製品。
布のような素材とシリコン素材のケーブルがあります。
長さは1mと2mがありますが、シリコン素材のスパイラルケーブルは1mのみ。
また、Lighteningt端子のケーブルも1mのみ。
ウェアラブル
WEARHACK2
身につけるものシリーズとして、WEARHACK2があります。
WEARHACK2は繰り返し使えるホッカイロみたいな製品で、現時点では最も感動した製品。
多くの人に手に取ってみて欲しい!
ホットアイマスク
CIO公式サイトでは「その他」のカテゴリーに分類されていますが、ホットアイマスクという製品もあります。
こちらも何度も繰り返し使えるタイプ。
WEARHACK2があまりにも良かったので、近いうちにホットアイマスクも手に入れたいです。
公式サイト関連
- 公式ホームページ
- 株式会社CIO 公式アカウント(X ー旧Twitter)
- 株式会社CIO(Instagram)
- 充電器メーカーの株式会社CIO(Youtube)
- 株式会社CIO公式【セール情報チャンネル】(Youtube)
最後に
どの製品もわくわくする瞬間があると同時に、製品への愛着が湧いてきます。
CIOロゴが見えるだけでわくわくするので、充電器が視界に入るような環境にしたいな、と思ったり。
たかが物、されど物、ですね。
長い、長い記事を最後まで読んでくださったのでしたら、本当にありがとうございました。
皆さまの生活にもわくわくする瞬間がありますように!
当ブログ内のご紹介記事
ガジェット好きではあるものの、あまり詳しくない素人の視点で綴るシリーズです。
2020年12月頃にコロナ禍で倒産する企業が増えているという報道を見たことがきっかけで、できるだけ日本のメーカーが作っている製品を選ぶようになりました。
CIOの存在を知ったのは2年ほど前です。
CIOは大阪府守口市にある日本の会社で、現時点ではモバイルバッテリーや充電器をメインに開発・製造・販売しています。
頑張っている若い世代を応援したくて、2024年9月にモバイルバッテリーをクラウドファンディングで応援購入。
真摯にユーザーとの関係を築こうとしている企業の姿勢に共感し、見た目・機能にわくわくする製品に感動して、自宅にあるPC・タブレット・スマホ周辺機器をCIO製品に置き換えることにしました。
「アナログ人間だから、難しいことはよく分からない〜」という苦手意識がある人にこそ、CIO製品をおすすめしたい。
そのためにもできるだけ専門用語を避け、画像が多めです。
CIO公式サイト・動画の情報を理解するのに時間がかかったこと、ふとした疑問なども正直に綴っています。
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