こんにちは、makoです。
望遠レンズについての記事を書いたあとにニコン木更津アウトレット店に電話をしてみました。
候補に挙げていた3つの内、70-200mm f/2.8 FL ED VR(大三元)と70-200MM F/4G ED VR(小三元)は在庫があるとのこと。
ただし、12/9(土)まではウィンターキャンペーンで10%オフになる製品が多いため、お客様もたくさん来店していて、在庫状況は刻々と変わると言われました。
これら2つのレンズも10%オフ対象製品と聞き、まずはDfに装着して試してみようと思い、ドライブがてら木更津へ。
Dfを衝動買いした時、父がD5600を購入した時、そして悩みに悩んで広角レンズ(16-35mm f/3.5-5.6)を買った時、いつもニコニコ笑顔で知識も豊富な店長さんが相談に乗ってくださいました。
私を覚えていてくださって、今回も偶然に店長さんがアドバイザー(笑)
Dfに装着してみる
半年前にDfを購入した時も広角レンズを選んだ時も「重いのはイヤ!」と言っていたのに、「今回の第1候補はAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRなんです。半年前の私が嘘みたいですよね〜」と二人で苦笑いしながら、お店にあるDfに装着してお試しタイム。
70-200mm f/2.8 FL ED VR
最初に試したのは、大三元の望遠レンズ。
ピタッと焦点が合って、「さすが、ビックリ価格なのに高評価のレンズ!」というのが最初の印象。
室内が明るめなので、暗いシーンで試すことはできないけれど、このレンズを使えば文句なしで素敵な写真が撮れるだろうと思いました。
70-200MM F/4G ED VR
次に試したのは小三元の望遠レンズ。
最初に「軽い!」と思ってしまった。
大三元が1,430g(約88.5mm × 202.5mm)、小三元は850g(約78mm × 178.5mm)ですから、重さは2倍弱の差があります。
ちなみに半年ほど前、広角レンズのリサーチをしていた時は385gの18-35mm f/3.5-4.5ですら「十分重い」と言っていました(^^;)
小三元の広角レンズを選ばなかった唯一の理由が重さです。
こちらもピタッと焦点が合って、感動するレベル。
オートフォーカスの違いは初心者には分かりませんでした。
心持ち、大三元のほうが焦点が定まるのが早いかも!?くらい。
これが実際に動いている被写体であれば、かなり体感が違ってくるのかもしれません。
レンズの比較
ここで、再度おさらい。
最大撮影倍率がどう影響するのかがよく分かっていないけれど、初心者の私には今はあまり理解できていなくても大丈夫かな!?
今回は大三元のほうを買う気満々でしたが、率直な意見を聞きたいと思い、「どちらが良いと思いますか?」と店長さんに尋ねてみました。
「大三元を買えば絶対に後悔することはない」けれど、「自分自身も友人の結婚式など特別な機会でしか使用しない」とのこと。
小三元のほうは、「その軽さが魅力で使用している人も多く、おそらく普段から持って行こうと思えるでしょう。Dfが気に入っていてDfと組み合わせて使いたいと考えているなら、このレンズのほうが使い勝手は良いかもしれませんね。」と言われました。
実際に試してみた感想
Dfに装着した大三元レンズを持って5分もしないうちに手が疲れてきてしまい、サッカーの試合で2時間半くらい三脚なしで持ち続けるのはツライだろうな・・・と。
この重さがどうにかなるなら絶対に大三元を選ぶけれど、所有する喜びだけで終わってしまうような気がしてきたのは事実です。
三脚を持って写すほど本気モードではないし、試合は一緒にいる保護者たちとおしゃべりを楽しみながら応援したい。
試合会場まで20分くらい徒歩で行かなくてはならないケースも多く、移動だけで体力を消耗してしまいそうな気がします。
D750と2つのレンズ
念のためD750に2つのレンズを装着した状態で試してみたのですが、やはりDfよりは安定感がありました。
SnapBridgeに対応していないこと、違うフルサイズ機を買ったらDfの出番がなくなってしまうことを考えると、どうしても触手が動きません。
Df用グリップ
「重たいレンズなので、Df用グリップを使用すると構えやすくなるかもしれませんよ」というアドバイスがあり、実際に試しました。
個人的にはDfはできるだけそのままの姿で使いたいという思いがあるので、「そこまでして大三元レンズにこだわりたいか?」と聞かれたら、答えはNOになる気がします。
*画像はニコン公式サイトからお借りしています。
Df用グリップ DF-GR1
Df用グリップ装着時
結論
結局、70-200MM F/4G ED VRに決めました。
キャッシュバックキャンペーン適用外
現在、ニコンのレンズは1万円のキャッシュバックキャンペーンを展開しているようですが、アウトレットはキャッシュバックに対応していないそうです。
その代わり、安心サポートスペシャル(製品の5%・3年間の保証)が無料で付帯します。
安心サポートスペシャルは破損や水没でも対応してもらえる保証です。
広角レンズの時は無料で付帯する3年保証(スタンダード)にしたけれど、Dfにはスペシャルのほうを選びました。
今回もスペシャルを付けようと考えていたので、1万円キャッシュバックよりは安いけれど、個人的には大満足です。
価格
通常時のアウトレット販売価格は163,000円、安心サポートスペシャル(8,150円)、ARCRESTレンズフィルター(9,500円)で合計180,650円。
今回は10%オフに安心サポートスペシャルが無料で付帯して、レンズとARCRESTレンズプロテクターで155,250円でした。
もちろん、ARCRESTレンズフィルターも10%オフ対象製品です。
レンズだけであれば、146,700円になります。
2017年12月3日現在、価格ドットコムでの最安値が142,449円ですので、3年間の保証がついて146,700円であれば、個人的には最安値と言っても良いような気がします。
何と言っても、ニコン直営店ですし。
レンズフィルター
このレンズは大切に使いたいと思ったのでARCRESTレンズフィルターにしましたが、他のフィルターとの違いを知っているわけではなく、ニコンがわざわざ開発して出しているからニコンのレンズと相性が良いのでは?という素人考えです。
フィルターは個人の好みですから、付けない人もいるでしょうし、できるだけ出費を抑えたければ市販のフィルターでも良いですね。
大切に使いたいと言いながらレンズに触れてしまう・・・というやらかし事件を多発させるような人間なので、フィルターは必須なのです。
ちなみに、レンズプロテクターとレンズフィルターの違いがいまいち分かりません。
最後に
アウトレットのニコンで購入しようとお考えであれば、必ず出かける前に電話で在庫状況を確認してくださいね。
このレンズも「今日たまたま入荷した」と言われましたので。
フォトギャラリー
光が反射してしまうのを避けるため平面な机ではなく椅子に置いて撮影したので、ピサの斜塔のごとく斜めになっているものもありますが。
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