こんにちは、makoです。
ちょっと思うところがあり、L20-24をいったんストップして、問題分析・条文抽出・答案構成講座を全科目聞くことにしました。
資格スクエアのレベル別学習シートに沿って進めた場合、これらの講座はL25-27です。
実際に聞いてみて、これらの講座って基礎問演習を聞く前に聞いておいたほうが良かったんじゃないの?と思ったんですよね。
では、ここからは個人的な印象を。
担当講師について
あまり知識も入っていない&趣旨も条文もほとんどの科目で覚えられていない時点での私が感じたことなので、それを理解した上で読んでください。
まず、この3つの講座は憲法・民法・刑法(上三法)を鬼頭先生が、商法・民訴・刑訴・行政法(下四法)を別の先生が担当しています。
上三法はどれも非常に分かりやすいし、背中を押してもらえます。
「初学者はここまではできないけれど、○○を心がけてください」とか、「中上級者は○○を考慮できると良い」というように、目標とする目安が分かりやすい。
何よりも、「やってみよう!」という気にさせてもらえる。
下四法の科目を担当している先生は、中上級者向けに説明をしている感じ。
「これくらいできないと試験には受からない」というような台詞がとても多くて、聞いていると、どんどん落ち込みます。
上三法は意外と理解できていて、おおまかに趣旨とか条文が浮かぶものもあるけれど、下四法は条文が全然浮かばないこともあって、余計に気が滅入る(笑)
でも、「試験に受かるレベルがどれくらいなのかを知る」という点では、非常に参考になります。
あと、初めて担当した講座なのか、すごい緊張感が伝わってきて、説明が全然頭に入ってこない(^_^;)
もっとゆっくり話せば、つっかえる箇所がかなり減ったはず・・・
まぁ、この先生はこれから色々な経験を積んで講師としてスキルアップなさるのでしょうし、一生懸命さは伝わるんです。
話してくれる情報は勉強になるものばかりなので、講座の質という点では良いと思います。
勉強の流れ
3講座の各科目ごとに練習問題がついているので、1科目聞いたら問題を解き、次の科目へ。
問題分析講座の7科目が終わったら、条文抽出講座、最後に答案構成講座、という流れ。
どの練習問題もすごくシンプルで誰でもできるようになっているんですが、実際に書いてみたら、かなりダメダメでした。
なので、私の場合は、こういう初歩の初歩を何度かやらないとダメそうです。
答案構成と論文
答案構成講座の憲法で「この講座が終わったら、まず何でも良いから1問実際に答案構成をして論文を書いてみてください」と鬼頭先生がおっしゃるので、実際にやってみました。
自分が書いた答案構成はあまりにもひどい出来だったので(笑)、答案構成例を元に、予備試験の憲法の過去問(答案構成講座で使用していた題材)を書きました。
途中、「あーでもない、こーでもない」と頭を悩ませ、1時間半くらいかかって、終了。
資格スクエアの基礎問演習で添削用提出に使う答案用紙2ページをフルで書きました。
六法だけでここまで書けたのは初めてなので、まずは達成感だけで満足する私。
答案例みたいに書けない
そして答案例(合格レベル答案?)を読んで、打ちのめされる(>_<)
でも、鬼頭先生が「このレベルで書けるようになるためにも、書く練習をすることが大事です。初学者はここまで書けませんから!」とおっしゃっていたんですよね。
なので、まずは書けた自分を褒める、ポジティブな私(笑)
これからは自分で答案を書いたあとに解答例を見て、何が不足しているのかを考えるようにしたいと思います。
- 知識面が足りないのか
- 読めば「そうだった!」と分かるなら、知識が定着していないからアウトプットをいっぱいすべき
- 条文が浮かばないなら六法を引きまくる
そんなふうに、自分に足りてないのは何か?を分析しながら、インプットとアウトプットのバランスをとりながら進めようと思います。
特に下四法はインプットも壊滅的なので、もっとちゃんとやらなくては!
でもワークシートやテキストを読んでるだけではきっとそう変わらないと思うので、アウトプットをしながらインプットする方法で進めようかな、と。
これまでの私
法学の勉強を始めた当初、他科目の講義がアップロードされていなかったり、テキストが届いていなかったこともあって、「理解できないから何度もテキストやワークシートを読む」をしていました。
でも、それは本当に無駄な時間だったな〜と思うのです。
いつも鬼頭先生がおっしゃっているけれど、インプットやっても知識はそう簡単に定着してくれない。
初学者は知らないことばかり。
習うのは単元ごとに分かれているから、それを1つ1つ理解しようとするのだけど、全体が分かってから単元ごとの理解を深めたほうが良い。
たとえば、基礎講座の最後に学んだ行政法で、憲法のことが腑に落ちることもありました。
他には、民法でやたらと出てくる類推適用の意味が、商法基礎講座の次に聞いた商法基礎問演習で「そうだったのか!」と理解できたこともありました。
理解を優先にインプットをしていたら、もっと早く気付けていたかもしれない。
でも、ずっと理解できずに何度もそればかりを見つめて、ただ時間だけが過ぎた可能性もあるんですよね。
論文を書いてみて、「趣旨や定義が全然出てこないな」、「条文まったく覚えてない(会社法なら読めない)」、「定義や趣旨は覚えないとダメなんだな」など、できない自分に遭遇しまくりです。
そのタイミングで、改めてインプットをする。
同じことでつまづいているなら、何度でも戻ってくる。
でも、その復習は、「論文を書きながら」が前提なのだと思います。
とりあえず、来年受験は無理かな?という状態ですが、まずは「論文を書く!」を続けます。
とはいえ、基礎問演習でも基礎講座IIを聞いていなければ書けない問題もそこそこあるのですよね。
学習シートだと基礎講座IIはL31-32ですが、こちらも並行して聞きつつ、論文を書くことをやっていこうと思います。
まずは今日中に答案構成講座を聞いて、練習問題を終わらせることを目標に進めるぞ!
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