楽しくてツライ論文の学習

 

こんにちは、いよいよ50代に突入したmakoです。

昨日はマネオプの日でした。

 

すごい落ち込む

前日に添削物と先生お手製のレジュメに軽く目を通したら、ズーーーーンと落ち込んでしまって。

コメントを読むと、「これでOKです」とか「しっかり書けてます」とか、プラスのコメントも結構あるのに、ダメなところの指摘に落ち込んでしまって。

 

ボーッとしていると涙が出そうな感じで、やる気メーターがダダ下がりになりました。

いつも呉先生がおっしゃっている、「やる気がないときも淡々と」を、何度も心の中で唱えて2日間勉強したくらいです。

 

規範はあてはめに使うものを書く!

3つ提出した答案の添削で共通していた先生のコメントは、ほぼこれに関する内容でした。

 

なぜか、「規範は、思いつく限り、色々挙げてみよう〜」というシロモノだと思い込んでいたのです(^_^;)

よくよく考えてみたら、「規範定立→その規範に当てはまるかをあてはめで検討」なのだから、「あてはめで使うものを規範に挙げる」のは当たり前。

「思いつく限り色々挙げてみよう〜って、ブレインストーミングじゃないんだから!」と自分にツッコミました(笑)

 

先生からのコメントは提出した問題に関連したものなので、それぞれ内容は異なります。

でも、原因はこの勘違いなので、指摘されていることは共通していたんですよ。

先生に「規範というものを勘違いしていたことに気づきました」と伝えたら、「ああ、なるほど!それで、ああいう論述になっていたのですね」と。

 

ココに気づけたので、ひどい落ち込みからは浮上できました。

それにしても、論文を始めた早い段階で間違いに気づけて良かった。

独学では気づけなかった可能性が高いから、論文学習をスタートするタイミングでマネオプを申し込んで良かった。

 

論文スタートの段階で指導を受けるのがおすすめ

最初の頃は、「問題文を見て固まってしまう」のが普通だと思うので、手持ちのテキストや基本書から写すのがメインで、ほとんど写経みたいになってしまうはず。

「1ページも書けない」という可能性がある中で、高いお金を払って答練やマネオプを始めるのは、躊躇するものですよね。

 

でも、書けるようになるために、答練or個別指導を申し込んだほうが良いと思います。

しかも、論文の学習を始めるタイミングで。

 

現時点で、論文学習のタイミングで指導を受けるメリットと感じていること:

  • 知らず知らずのうちについてしまう、ダメな癖を回避する
  • 「何も書けない」から「何かを少しは書ける」状態にするためのアドバイスをもらえる
  • 答案例と似たようなことを書いているつもりでも、採点官には伝わっていない and/or そうは読み取れない文章を書いていることに気づかされる
  • 自分では「ある程度書けたつもり」でも、全然ダメだと分かる(笑)
  • 提出期限があるから、やるしかない!

 

成長は実感できなくても

7月中旬から実際に個別指導を受け始め、これまでにフルで答案を書いたのは13通で、自力で書いたのは、7通ほど。

身体がフリーズしたみたいに「まったく手が動かず、書けない」という状態から抜け出して、3ページくらいの答案を六法だけで書けるようになってきました。

もちろん、内容と書ける量は比例していないので、まだまだ初学者レベル。

ただ、論文学習は筋トレみたいなものなのかも、という気がしています。

 

普段の学習

日課にしているのは、マネオプ申し込み時から変わりません。

  • 六法だけで答案構成を5問(1問あたり30〜45分)
  • 復習(1問あたり30分〜1時間)
  • 総合講義(ほとんど流し聞き)
  • 基礎マス(週に2回、6時間分)
  • 論マス(適宜)

 

本当は、もっとたくさん解きたいけれど、答案構成はほぼ答案と同じフルバージョンで書いているため、どうしても時間がかかってしまって。

ノートアプリを使ってiPad Proで書いているので、コピペできるものはコピペして、できるだけ時短を心がけてはいるのですが。

 

それでも、数週間前と明らかに違うのは、同じ30分でも「考えていて時間が経つ」というのではなく、「書いていたら30分経っていた」というケースが増えていること。

もちろん、条文見つけるのに時間がかかったり、「旧司の過去問なのに、めちゃくちゃ書けたよ〜。エライ!!」と思ったら、ただの気のせいだったり。

 

なので、復習に時間がかかるのですが、呉先生のランク付けを目安にして、ランクの低いものはサッとテキストを確認するだけにするなど、メリハリをつけるようにしています。

特に、重問は網羅性は素晴らしいのですが、反面かなり細かい分野の問題も多く含まれているので、メリハリは大事。

 

という感じでやっていても、総合講義を聞く頃には23時くらいだったりして、たいてい寝るのが遅くなるのをどうにかしたい。

朝型に切り替えるには、1日ノルマを減らすしかないけれど、かなり負荷をかけたノルマなので、もっとスピーディーに答案構成できるようになるまでは切り替えられません(>_<)

 

それにしても。

ロースクールの過去問は、重箱の隅をつつくような、超マイナー分野から出題されていることが多いのが気になる。

私が大嫌いな、「the Japanese-style 受験」って感じで。

 

論文は楽しくてツライ

論文の学習を始めて良かったなーと感じていること

  • 条文の番号も内容も自然と覚える
  • 書くことがインプットにもなっている
  • 学んできたことがつながっていく(点が線になっていく)
  • 論証は覚えようとしなくても意外と書けるようになる

 

ツライこと

  • ナンバリングどうするの?問題が解決しない
  • 根拠条文が間違っている
  • 最も重要な論点に気づきもしないことがある
  • 余事記載いっぱい
  • まったく問いに答えてない(形式面を含めて)と分かり、ケアレスミスに落ち込む
  • 全然理解できていない分野がたくさんあることに気づく
  • 書けたつもりで達成感を味わった直後、答案例で奈落の底に落とされる

 

7月の進捗

  • 総合講義300 民法(全講義完了)
  • 総合講義300 商法、民訴(2周目以降〜完了)
  • 書き方 民法(完了)
  • 重問 民法(完了)
  • 書き方 商法(第1回)
  • 基礎マス 刑訴(#40〜78)
  • 論マス(適宜)

 

今日も良い1日を!

 

 

 

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この記事を書いた人

このブログは2010年から2014年まで、オーストラリア・シドニーで過ごすことになった子供たちの記録を綴るために始めました。
子供たちが大きくなるにつれて、私自身の趣味についての記事が増えています。
好奇心旺盛で、自分で調べて様々なことに挑戦することが好きです。

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