左利きの名残

今日、ドラマ【謎解きはディナーのあとで】を息子と見ていて、かなり衝撃を受けたことがありました。

それは、「×」印を書く時、普通は最初に右上から左下に書いて、その後に左上から右下に書く・・・ということ。

最初にそのフレーズを聞いた時、思わず耳を疑った。

だって私、「最初に左上から右下」を書くから。

娘も息子も、ドラマで桜井翔くん演じる執事さんが言うように、私とは反対の書き方をすると言うので、ちょっと呆然としちゃった。

実は私、生まれた時は左利きでした。

その頃、左利きはとても肩身が狭くって、白い目で見られた。

親が右利きに矯正しようとしたのもあったけれど、私自身が変えようと思ったのが小学校1年の時。

小1の時って、小6がお世話するでしょ。

私のクラスの担当になった小6の人達が、「このクラス、左利きが結構いる。気持ち悪い~。ちょっと見て回ろうぜと言って、文字を書いている私達をチェックし始めたのです。

私は怖くって、書けもしないのに鉛筆を右手に持ちました。そして、彼らが通り過ぎるのを(そして左利きだと気付かれないことを)祈るような気持ちで待ったのを覚えています。

今では完全に右利きですが、いくつか直らない部分もあって。

トランプを切る時、物を絞る時、掃除機や箒を持つ時。

蝶結びの結び方、三つ編みの編み方も右利きとは違うらしい。

もしかしたら、まだ気付いていないだけで、左利きの部分が残っているのかもしれないなぁ。

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この記事を書いた人

このブログは2010年から2014年まで、オーストラリア・シドニーで過ごすことになった子供たちの記録を綴るために始めました。
子供たちが大きくなるにつれて、私自身の趣味についての記事が増えています。
好奇心旺盛で、自分で調べて様々なことに挑戦することが好きです。

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