LEC 矢島の予備試験パック

矢島先生の講座は1年間で合格を目指すコース設計で、公式サイトでは既習者向けの位置付け。

目次

予備試験パックの内容

下記の講座が含まれています。

  1. 矢島の速習インプット講座
  2. 矢島の論文完成講座
  3. 矢島の短答対策シリーズ
  4. 矢島のスピードチェック講座
  5. 矢島の最新司法試験過去問&ヤマ当て講座
  6. 矢島の法律実務基礎科目(民事・刑事)

驚きの価格設定

これだけ高い品質の講座を提供しているのに、225,000円というのは破格。

しかも、過去に速習インプット講座(一括)や論文完成講座(一括)などを受講した人は、翌年度以降、自動的に40%割引クーポンが発行されるそうです。

すでに良心的な価格設定だと思いますが、ついこの前、「受講生が増えたら講座の価格を下げたい」と言っていて、ビックリ。

次のシリーズタイトルは、矢島の野望シリーズかもしれません(笑)

テキスト

テキストは、冊数で考えると、かなり多いです。

内容を凝縮させた呉基礎本シリーズの対極にあるのが、矢島の体系整理テキスト(速習インプット講座で使用するテキスト)。

この記事を書いていて、正式名称が「矢島の体系整理テキスト」ということを初めて知りました。

矢島先生が「論証や論文の解答例の丸暗記は意味がない、体系を理解することが何よりも大切」といつもおっしゃっていることが、テキストの名前にも表れていたのですね。

受講生なら、きっとこの感覚が分かると思います。

理解できるまで何周でも回して、しっかり身に付けたい!

インプット用講座

速習、労働法、法律実務基礎科目など、インプット用の講座で提供されるテキストは、A5サイズで統一されているようです。

2025年合格目標 矢島の体系整理テキストは、全部で29冊!

  • 憲法 4冊
  • 民法 7冊
  • 刑法 5冊
  • 会社法 3冊
  • 民訴 3冊
  • 刑訴 3冊
  • 行政法 4冊

一部、去年のものがありますが、LEC水道橋校にある矢島コーナーをご紹介(右端の赤いフォルダは別の先生の講座見本)。

目次は最後のページ

速習インプット講座テキストの目次は最後にあります。

判例の索引も付いています。

使い始めた当初は目次が一番後ろにあることに少し戸惑いましたが、すぐに慣れました。

ほとんど何でも書いてある!

私はかなりのメモ魔で、講義を止めてメモを取りがち。

でも、矢島先生のテキストには私が書いたメモの内容が「メモ」や「注」に書いてあることも多く、驚きます。

最初はメモを取るために講義を止めていたけれど、最近はメモを取るか判断するため(=レジュメで前後のページを読むため)に講義を止めています。

口頭で説明される、いわゆる「行間の部分」もテキストに言語化されています。

著作権があると思うので、私自身が感動したページをご紹介できないのが残念です。

でも、速習インプット講座の民法テキスト(抜粋)がLECにあったので、ご紹介しますね。

ページをスクロールしていくと、「オリジナルテキスト」という項目があり、そこに「サンプルテキストをチラ見!」というボタンがあります。

p98〜99のメモを見てください。

こういう説明はどこの司法試験・予備試験の講座でも講師が口頭で補足する部分で、これまでの私なら必死にメモしていた内容。

p99の2つ目のメモの下にある「注」には、「法意」の意味まで書いてあります。

p106のメモには論文試験での事案処理についてアドバイスが書いてあったり、p115の一番下のメモ(おまけ)のように、どうってことはないけれど疑問に感じることまで網羅されています。

他にも個人的にすごく嬉しい(心強い)ポイントがたくさんあって。

「しつこいくらい書いてますから」と矢島先生が言うように、同じことが何度も出てくることがありますが、初学者や忘れっぽい私みたいな人間にはありがたい構成になっています。

図や表が少な目で、カラー印刷でもなく、おまけに文字がギッシリのテキストですが、読みたくなる内容。

論文テキスト

憲法の論文テキストが届くのは来年1月中旬以降なので、手元にあるのは、労働法の論文テキストのみです。

論文用のテキストは公称でB5サイズとのことですが、実際はB5よりも少し小さいです。

透明カバーの上部(または下部)が1cmほど余るので、カバー派の人はお気を付けください。

論文テキストは目次がないけれど、各年度の最初のページだけ右端が黒く帯状に塗られています。

ピンポイントでお目当ての年度を見つけることはできませんが、目安にはなります。

論文テキストにはインデックスを付けるかもしれません。

選択科目

矢島先生が提供している選択科目は、労働法のみ。

関心を持ったこともなく、憲法は苦手(憲法が得意なら労働法はおすすめらしい)。

個人的に関心があるのは国際私法なので、少し迷いました。

ただ、国際私法をそこまでしっかり勉強していたわけでもないので、選択科目だけ別の先生を探すよりも、矢島先生に一本化するのがシンプルだと考えて申し込み。

年末年始に労働法を勉強するつもりだったのですが、論文完成講座が終わるまでは基本7科目の復習と記憶に専念することに。

3月くらいの時点で、今年の受験で腕試しをしたいかも・・・と思える状態まで仕上がっていたら、労働法を始めようと思います

受講スタイル

受講スタイルは以前と同じく、iPad ProとGoodnotesです。

老眼が進んでテキストを読むのがギリギリな状態で、文字の読み書きはタブレットのほうがラクなので。

PDF化に時間をかけすぎ問題

1ヶ月に1回のペースでレジュメをもらいに行くのですが、すごい量です。

勉強時間の確保という点ではこのまま手書きをするのが良いのでしょうが、汎用性を考えてPDFにしています。

ホチキスを外し、半分に切ってA4サイズにした後、スキャナで取り込む。

スキャナで取り込むときは、OCR機能を使って検索できるように設定。

最初はA4のままでGoodnotesに入れていたのですが、A5サイズを見開きでA4に表示にした状態で文字を読むのも、書き込むのもツラい。

そこで、PDFソフトでトリミング→A5サイズにして、左右に分割されたファイルを地道に1つのファイルに統合してます。

正直な所、これは時間の無駄なんですよね。

ほぼ毎回差替えページが発生するため、PDFで1冊にするにも時間がかかります。

テキストを裁断してPDFにするのが一番早い。

ここは本当に悩ましくて。

テキストを追加購入できるなら、遠慮なく裁断するのですけど。

または、PDFでの提供にGOサインを出していただけると、本当に助かります。

Goodnotes 6の進化

マスキングテープの実装により、暗記用アプリを別途探さなくても、Goodnotesだけで単語帳のような機能を使いやすくなりました。

Numbers(Excel)に入力してエクスポートすることもできます。

枠線で囲ってスクショ→コピーでも良いですが、暗記するものが大量なので、表計算ソフトを使ったほうが早そうです。

Goodnotes 5では同期が失敗することも多かったけれど、6になってからは改善されました。

ただ、アップデートの度に不具合が起こるし、海外のアプリだから日本語へのテキスト変換が高確率で文字化け or 韓国語 or 中国語になっていて、日本語の翻訳が難しいと言われるのも分かるわ〜と感じる今日この頃。

日本語はかなり難しい言語だから、仕方がない。

iPad Proの買い替え

今年9月に、3年使っていた iPad Pro 12.9″(M1)から13″(M4)に買い替えました。

Apple Pencil Proではスクイーズ機能で手元でペンの種類や色、その他のツールの切り替えができるようになったので、毎回メニューバーまで移動しなくて済むのは時短になると思って。

ただ、未だに無意識にメニューバーまで手を伸ばしてしまうし、ペンの色は3種類までなので、4色目以降の色を使いたいときは結局メニューバーで選択する必要があったりして、買い替えが必要だったのか?はまだ分かりません。

復習用にiPad miniが欲しい

テキストを読むため、そして単語帳(暗記)の用途として、初めてiPad miniを買ってみようかな、と考えています。

2台持ちしている人のブログやYoutubeはあるけれど、文字がギッシリ書き込まれたテキストを読むために使っている人は少ないようで、雑誌や文庫本の表示領域くらいしか情報がないんですよね。

司法試験の勉強をしている方で2台持ちをしているという記事を見たけれど、文字での説明しかなかったのが残念。

まぁ、著作権があるからほとんど出せないのでしょう。

ポジティブに頑張りたい

2年連続で短答の法律科目は65%くらいしか取れないでいるダメダメ受験生ですが、テキストを何度も読み込んで、体系的に理解して記憶に努めたいと思います。

では、また!

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この記事を書いた人

このブログは2010年から2014年まで、オーストラリア・シドニーで過ごすことになった子供たちの記録を綴るために始めました。
子供たちが大きくなるにつれて、私自身の趣味についての記事が増えています。
好奇心旺盛で、自分で調べて様々なことに挑戦することが好きです。

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