昨日は釣先生の新選組勉強会に参加して来ました。
54回目のテーマは新選組物語(子母澤寛・著)から【隊中美男五人衆】について。
この美男五人衆というのは、八木為三郎氏が選ぶ新選組隊士のイケメン Best 5 だそうです(^_^;)
ここに登場するのは楠小十郎、武田観柳斎、山野八十八、佐々木愛次郎、そして馬詰柳太郎の5名。
新選組物語に入って最初の頃は沖田総司、斎藤一、永倉新八など私でも分かる範囲のお話もあったけれど、最近は頭の中が???という状態です。
釣先生から語られる事件、日にち、人物名、どれも取り敢えずメモをとるのが精一杯。
ここに出てくる楠小十郎について、新選組物語に出てくる日にちと平尾道雄氏の新撰組史録に記されている日にちが異なっていること、永倉新八の顛末記にも別の日にちが出ていることについて説明がありました。
手元にある平尾さんの本を確認したのですが、シラバス(釣先生から頂く資料)に記載されている該当ページには載っていないので、少し調べなくては・・・。
新選組について興味を持った人はとかく手当たり次第に新選組についての本を読むと思いますが、私は史実について正しい情報を提供している本だけを読みたい。
なので、検索エンジンで出てくる様々な本よりも、島田魁日記とか実際の書簡などを読みたいという気持ちが強いです。
釣先生が常日頃おっしゃる通り、いくら隊士本人が著したものであっても疑ってかかるのは大切だというのも同感。
例えば永倉新八の顛末記にしても、書いたのはあくまでも小樽新聞の記者であり、年老いてから口述した内容については実際に誤りも見られる訳ですよね。
「疑ってかかる」というと聞こえが悪いですが、実際は「それが真実なのか多角的に検証する」という事。
最近の私は平岡道雄氏の本も釣先生の本も途中で止まっているし、島田魁日誌を読みたいなんて言っている場合じゃないのですけどね。
でも、高いけれど、やっぱりこれは買おうかな〜という気になっているのがこちら。
数ヶ月前に新宿の紀伊國屋書店で実物を見て、しばらく理解できないだろうから購入は控えたのですが、在庫がある内に手に入れておくのも大切なような気がしてきました。
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