ランチと散策を兼ねてテルミニ駅へ向かったものの、あまりの暑さとこもった空気がイヤで、まずはスペイン広場へ向かうことにしました。
テルミニ駅から3つ目くらいにSpagya駅があり、歩いて数分のところにスペイン広場があります。
記念に何枚か写真を撮って、レストラン探しを開始。すぐにお兄さんに呼び止められ、メニューを確認してから入店。階段を上った2階がお店で、白を基調とした素敵な雰囲気。
野菜が足りていない日々なので、サラダをみんなでシェアすることにして、各自パスタを注文。
イタリアではサラダにかけるのはオリーブオイルかバルサミコ酢のどちらかのようで、一般的なドレッシングはありません。
子供たちは初めてのバルサミコ酢に微妙な顔をしていたけれど、郷に入れば郷に従え。
柔軟性&適応能力を育むには、海外での経験が一番良いかもしれませんね。
だって、そうするしか無いのだもの…。
私が頼んだカルボナーラは塩分が強すぎてお勧め出来ないけれど、娘が頼んだトマトソースのスパゲッティも息子が注文したボンゴレも美味しかったようです。
スペイン広場はいわゆるブランド店がひしめき合っています。
今は特に欲しい物がないので、ミラノ・ヴェネツィア・フィレンツェでも頼まれた買い物以外ではお店に入っていません。
ただ、ローマの雰囲気はさすがに治安の悪さを感じるので、斜めがけできそうなバッグを買おうかな⁉︎とロエベとプラダを見たけど、イマイチ欲しい物に出会えず。
シャネルならありそうだけど、人口の多いマナー悪の国の人々で混んでいて入る気にもなれないんだよな…。
と言うことで、どうせ盗られても困るものは入っていないバッグのことは気にせずに、ポポロ広場へと移動開始(念のためエルメスのお財布はホテルに置いてきた)。
途中、薬局の電子掲示板に39℃って表示されていたのだけど、そんなに気温が上がっていたのでしょうか?ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェも暑かったけれど、ローマが一番暑いと感じるのは確かなのですが…。
到着10分くらいでポポロ広場に到着。
ここは遥か昔、ヴェネツィアとの交通の要衝だったそうです。
広場中央には、アウグストゥス皇帝が持ち帰った紀元前1世紀のオベリスクが天高くそびえ立っていて、このオベリスクにはヒエログリフが刻まれています。
さっき調べたら、アウグストゥス帝は古代ローマの初代皇帝で、オクタヴィアヌスとも呼ばれると知りました。
私は日本史専攻で考古学を学びたいと真剣に考えていた時期もあるくらい日本史が好きだったけれど、世界史は全然分からない。
でも、さすがに、オクタヴィアヌスなら知ってる。
ウフィツィ美術館でも紀元1〜2世紀の彫刻がたくさん展示されていたけれど、ローマでは紀元前の物が普通に街中にあるんだからすごい‼︎
治安が悪いのも帳消しにしてしまう程、非常に魅力的な都市に感じられてくるから不思議。
ポポロ広場を抜けた先にメトロの駅があり、2駅ほど乗ってトレビの泉へ向かいました。
駅から15分くらい歩いて行ってみたら、全面改修中という残念な姿しか見られませんでした。
暑い中頑張って歩いただけに疲れが倍増したような気がしないでもないけれど、工事中のトレビの泉は逆に珍しくて思い出に残るね…。
もちろん、コインを後ろ向きで投げ入れることも出来ませんよ(^_^;)
この時点で15時過ぎ。
一旦ホテルに戻ることにして、シャワーを浴びた女子チームはそのまま撃沈。私は夕方5時過ぎには寝てしまいました。
夕方から寝てしまうために2〜3日に1回しか夜ご飯を食べない女子チームとは違って、男子チームは元気で毎日夜ご飯も食べに出かけている様子。
どこの写真か分からないけれど、アップしておきます。
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