8月6日、木曜日。
朝8時半にはホテルを出発してヴェルサイユ宮殿へ向かいたかったのだけど、現金が底を尽きて両替店がオープンする09:15amまで身動きがとれず…。
現金を確保してから移動を開始するも、Invalids駅は工事中のためにJavel駅へ迂回するよう言われ、言われたルートを通ってJavel駅へ。
ヴェルサイユ宮殿の最寄駅に着いたのは10時半を少し回った頃。歩いてヴェルサイユ宮殿へ向かっていたら両替店があってガッカリしたのは序の口でした(レートが一番良いお店で両替できたからお得ではあったのだけど…)。
後から分かったことですが、チケットを事前購入している人の優先入場口は存在せず、数百人が並んでいました。炎天下の中、1時間以上も待ってやっと入場できた頃には、正直帰りたくなっていました。
セキュリティゲートを抜けて(20数年前と入場口も入場方法も変わっていました!)、無料のオーディオガイドを受け取り、いよいよ華やかなりし時代を感じる時間。
娘がとても興味を持ってじっくり見て回るので、疲れ果てている残りの3人は先にどんどん進んで座れる場所や涼める場所で待機…を繰り返しつつ、宮殿の中を進みました。
イタリアでもそうでしたが、フランスでもかなりの混雑ぶりなので、写真を撮るのも時間がかかるし、前に進みたくてもなかなか進めなくて大変(>_<)
疲れてしまって多少駆け足になった箇所もあったけれど、宮殿内を後にしたのが14時ころ。駅へ向かう途中のレストランでランチを食べて(混んでいて色々と遅かったけれど味は良かった)、パリ市内に戻りました。
凱旋門で降りて入り口に入ったら、何と階段で上まで行くルート。実はエレベーターもあったらしいのだけど、主人が気付くのが遅くて今さら引き返せなかったので、無言のまま頑張って上りました。
それ以降かなり体調が悪くなってしまって、夜まで不調が続いてしまい辛かったです(T_T) 軽い熱中症だったのかも…。ま、さすがに10日も見知らぬ国で暑い中を毎日出掛けていれば、疲れも出てくるってもんです。
休憩を兼ねて凱旋門の上からそれぞれ思い思いに写真を撮って、また階段で降りました。結局、エレベーターが故障していて、この日は階段しか登る方法がなかったようです。
そのまま歩いてシャンゼリゼ通りを散策しながらホテルへ。
主人は以前の会社で年に2回パリ出張があって、娘とこの通りを歩くのを夢見ていたらしいので、念願叶って良かったね(笑)
昨日何を思ったか娘が急にお父さんと手をつないで歩き出して、後ろから歩いていた息子と私は微笑ましくその様子を眺めていました。
海外で育った経験があるからか、はたまた彼女の性格によるものなのか分かりませんが、高校生になってもこんな風に素直に行動できる娘に育ってくれて良かったなと思います。きっとお父さんは涙が出そうになるくらい嬉しかったに違いないし!
途中で母に頼まれたヴィトンのバッグを買いに行ったら、ここでも列が出来ていて入場制限がかかっていました。
さすが高級ブランド店!と思ったのは、ちゃんと待機場所にテントが張られていて、直射日光を浴びずに済んだこと。
あまり待たずに入店して、広い店内の中から頼まれたバッグに近いものが陳列されたコーナーへ行ったらすぐに対応して下さる店員さんが見つかり、品番を伝えてサッサと購入手続き開始。椅子はなかったけれど、飲み物を出して下さってありがたかったです。
買い物を終えたあと、主人と娘はホテルに戻って少し休むことにして、息子と私はオランジュリー美術館へ。
これが本日最大のポカで、道に迷ってすごい遠回りをした挙句にすでに閉まっていたというオチ付き(>_<)
木曜日の夜まで開いているのはオランジュリーじゃなくて、オルセー美術館の方だったんです…息子、ごめんよ。
息子と私はテュイルリー公園で少し休んでから、セーヌ川下りのためバトームーシュ乗り場へ。徒歩20分くらいの距離だったけれどメトロで移動。
主人&娘とは現地で集合して、20:30の船に乗り込みました。セーヌ川から見る名所の数々はやはり一見の価値があります。
本当はもっと暗くなってから乗りたかったし母子3人になってから来る予定だったのだけど、何十回もパリに来ているのに観光は初めてという主人の希望に合わせたら微妙な時間帯で、私自身はつまらなかった(^_^;)
でも、綺麗な夕焼けとライトアップされていくエッフェル塔を見られたので、良しとします。
夜はみんなあまりお腹が空いていなかったのと、主人も私も体調不調だったので夜ご飯は食べに行かずに終了。結局、今日も出ずっぱりの1日。お疲れ様でした。
主人は明日の便で帰国。明日はルーブル美術館のみの予定です。
主人は1日だけ自宅で過ごした後、ボストンへ1週間の出張。私たち母子3人はあと2日パリに滞在。8日は私の希望でジヴェルニーのモネの家に行きます。
エルメス大好き、お買い物大好きな私だけど、今は欲しい物もないので、お買い物には目もくれず、モネを中心に美術館巡りでパリ滞在を終える予定です。
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