8月8日、土曜日。
パリ滞在も残り2日となった今日は、数日振りに早起きをして現地ツアーへ。
集合場所は徒歩10分弱のギャラリー・ラファイエット本館前。
そして行き先は、念願のジヴェルニー。
総勢10名ちょっとの参加者で予定通りに出発し、1時間ちょっとのバスの旅が始まりました。
目を閉じつつもしっかりとガイドさんのお話を聞いていたのですが、とても興味深いお話をたくさんして下さっているのに話し方に面白味がなくて、もったいないな〜と思いました。
ジヴェルニーに着いてバスを降りたら、空気がひんやりとしていて、寒さに強い娘ですら「寒い…(>_<)」を連発。
バスの駐車場からモネの家までは徒歩5分くらいでしょうか。
団体専用窓口からすぐに入り、そこからは約2時間の自由行動。
まずは睡蓮の池を散策。
ほとんど人がいない池の周りをゆっくりと歩きながら、写真を撮りました。
この場所にいるだけで、とても幸せな気分。
朝の清々しい、まだ冷たい空気を感じながらの散策は、忘れられないひと時になると思います。
私は絵画に詳しいわけではなく、むしろ素人同然ですが、いつの頃からかモネが好きになりました。
印象派の画家さんは沢山いるし、ルノアールの方が人気がありそうだけど、何故かモネの絵に魅かれます。と言うより、本能でモネの絵は見れば分かるのです。
シドニーへ行く前に住んでいた家には所々に額縁に入れたモネの絵のポスターを飾っていたのですが、今は賃貸の家なので飾っていないのですよね…(>_<)
と言うことで、来年用の卓上カレンダーと絵葉書を買いました。
昨日オランジュリー美術館で本を1冊買ったので、今回はこれだけ。
お部屋の中をモネの絵で囲まれたら幸せだろうな〜と思いながら、お土産ショップを後にした頃にはすでに集合時間目前だったので、お茶もせずにバスの駐車場へ向かいました。
お昼過ぎにオペラ座前でバスを下車して、息子のお土産ショッピングに付き合い、ランチを食べてからオルセー美術館へ。
子供達はもう教会も美術館も食傷気味で、まだヨーロッパに連れて来るには早かったのだと分かりました。
ついに娘はホテルに残る選択をし、息子もそうするつもりだったけれど、ゴッホの自画像見たさに付いて来ることに。
オルセー美術館は以前とは違って5階にも展示されるようになったらしく、時計台と同じ高さまで行けるようになり、外へも出られるようになっていました。
そして印象派の画家たちによる作品がたくさん展示されています。
モネの作品の多くはこの5階にあります。もちろんルノアールやセザンヌの絵も!
2階には数多くのロダンの彫刻があり、大きな【地獄の門】はひと際目を引きます。
息子がかなり疲れて(飽きて)いたので、この階はゴッホの【自画像】とミレーの【落ち穂拾い】だけをピンポイントで見に行って、美術館を後にしました。
本当はそのまま歩いてノートルダム大聖堂に行くつもりだったけれど、明日は日曜日でショップは軒並み閉店するようなので、エルメス本店とシャネルに足を運ぶことに。
特に欲しい物も見当たらず、そのままマドレーヌ寺院近くのフォションで娘へのお土産にチョコレート味のマカロンを買ってから、ホテルに戻りました。
夜ご飯は目の前のイタリアンでピザを買って部屋で食べ、まったりタイム。
いよいよ明日の夜には日本に向けて出発します。
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