憲法の基礎問演習

 

 

こんにちは、masakoです。

ちょっと長くなりそうなので、お勉強中の人は読まないでね!

 

昨日書いたように、論文練習メインの日々が始まりました。

基礎問演習は、「法的三段論法を使って書くことに挑戦する」ことが目的(だと思う・・・違ってるかも)。

 

そうは言っても、先生の説明を聞いた時に「条文も内容も覚えてる・・・でも、第三者の定義は何だっけ?無過失?重過失?」というものもあれば、多くは「聞いたことはあるけど全然覚えてない(高野先生、ごめんなさい)」という状態で臨むわけです。

 

講座を担当してくださっているのは吉野先生。

講義では、膨大な知識を惜しげもなく、判例裏話とかも含めて、とにかくたくさんの情報を伝えてくださいます。

ギリギリ聞き取れるくらいの速さで聞いちゃうと、まったくタイピングが追いつかないわけですよ。

私は決してタイピング速度は遅くないし、基本ブラインドタッチですが、それでも追いつかない。

 

1.3倍くらいでも、「止める→講義メモをとる→戻る→講義メモをとる」を何度となく繰り返し、講義メモが大量になります。

それくらい、「そうだったのか!」とクリックするような説明が、1回10分前後の講義に凝縮されているわけです。

なので、私は1回の講義を聞くのに30分くらいかかります(^_^;)

 

でも、時間がかかった分、それなりに良いこともあります。

たとえば、問題を読んだ時に、論点はすぐに思い浮かぶ。

あとは、単語帳でも使わないと覚えられなさそうな「虚偽表示の第三者は○○」というような覚え方をしなくても、趣旨を理解することで自然と第三者の定義が分かるようになってきた。

なので、これからも趣旨をちゃんと理解して、勉強を進めようと思います。

 

今はL18-24を進めていて、基礎問演習の講義を再度聞く時間もあります。

初めて基礎問演習の講義を聞いてから時間が経ち、その間に他科目の知識も入ってくるので、聞くとさらにメモが増えるっていうね(笑)

問題と回答例をB5で印刷しても1ページで収まる量なのに、講義メモのおかげで4〜5ページになります。

 

そして、「基礎問演習を自分でやってみるシリーズ(L20-23)」が現在進行中なのですが、びっくりするくらい書けない!

書くべきこと(論点)は分かるし、なんちゃって答案構成もやってる。

でも、条文と規範を覚えていないせいで、「これ以上はひねり出せないから、ま、いっか」っていう、ひどい内容のものが出来上がります。

吉野先生が知ったら、悲しみの涙に暮れそうな劣等生ですね(^_^;)

 

憲法は条文が少ないし、パラパラめくっていけばすぐに見つけられることもあって、六法だけで書いてみることはできます。

添削結果は、もれなく「C(他の受講生よりもレベルが低い答案)」の連発ですけど、半分くらいはまさかのB判定をもらってビックリ!

 

1年後の今頃に合格答案が書けるようになっていれば良いと考えているので、添削の結果についてはまったくこだわっていなくて、それよりもアドバイスとして書かれているコメントのほうが貴重。

あんなダメダメ答案を読むのは苦労するだろうに、アドバイスまでくださるのだから、感謝しかないです。

 

2ヶ月くらい前に初めて提出したものは、「規範とあてはめが理解できていないようです・・・論点は理解しているようなので残念です」と書かれているものが多くて(笑)

だって、「規範を立てること」と「あてはめ」の違いが分かったのは、その1ヶ月半後くらいだったもん、仕方ないよね〜みたいな。

あと、論文の類は英語でしか書いたことがないので、同じ単語と言い回しが何度も繰り返し出てくるこの論文式のやり方が、どうしても馴染めない(英語のペーパーでそれやったら点数つかないし!)。

 

今はやっと規範とあてはめを含めて、法的三段論法のイメージが掴めつつある程度。

本番でしっかり書ける力が備わっていれば良いので、そこら辺は焦っていませんが、とにかく規範が分かっていないと書き進めることができない。

そこは論証集のキーワードをちゃんと覚えるしかないですね。

 

それにしても。

資格スクエアのレベル別学習シートに沿って素直に進めてきた人が、この段階で六法だけで書けるでしょうか?

テキストを見るのもアリでしょうけど、模写するだけになってしまって結局記憶に残らないから、ひたすら写経するのが良いような気がしてきました。

 

それも、考えながら写経する。

まずは回答例を読んで、どういう流れになっているのか、条文・規範・論点を確認する。

たいていの規範は判例そのままを引用しているような言い回しっぽいから、ついでに判例ももう一度読む。

そんな感じでやっていこうと思います。

 

でも、今日は「福祉国家主義」という単語がどうしても理解できなくて。

テキストやワークシートも調べたけれど、説明は見つからなかった。

もしかしたら、法学入門か基礎講座Iの初回あたりで高野先生が説明してくださっているのかもしれないけれど。

 

他には、部分社会の法理については、テキストの説明が少なくて。

これを元に答案を書くのだけど、肉付けできるほどの情報と知識もないから、困りました。

 

Twitterで知り合った皆さんはアガルートの重要問題習得講座を受け始めているのですが、試しに購入した論証集の使い方講座の講義を少し聞いたけれど、私には合わないと感じたのです。

「受講者が理解できるように教える」というのではなく、講師の頭の中にあるものをアウトプットしているだけのような印象を受けました。

早口でどこを話しているのか一瞬分からなくなることが多いことも、気になったポイント。

 

私の進捗状況を考えても、過去問を中心に進めることが大事だと思うので、オリジナル問題が多いような印象のこの講座は見送ることに。

過去問の講座は別にあるようなので、過去問講座へ行く前のレベルとして位置付けられているのかもしれませんね。

 

それに、これから息子の大学受験もあるし、娘の学費も高い&バイトしないまま卒業しそうだし、資格スクエアに払ったお金もすごく高額だったから、これ以上は自分の勉強にお金を使えない(講座費用はちゃんと自分で払いましたよ!)。

ということで、過去問と判例を中心に勉強するための教材として、市販の書籍を何種類か買うことにしました。

 

今日は午前中に教材のリサーチをしていたのと、答案構成用のテンプレートを作ったりしていたので、まだ3時間半くらいしか勉強していません。

十分長いブログになっちゃったので、教材についてはまた後日に♬

そろそろ勉強に戻ります〜