こんにちは。遅咲きの桜鬼です。
【浪士文久報国記事(永倉新八・著)】を読み終えました。
新選組始末記を読み始めた当初に比べたら、随分と漢文(古文書)が読めるようになって来ました。もちろん、斜め読みですけど
- 浪士文久報国記事 (新人物文庫)/中経出版
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この本の構成は素晴らしくて、
現代語訳
原文
読み下し文
となっているので、小説のように現代語に訳された部分だけを読むのも良し、敢えて原文に挑戦するという読み方をするのも良し、その人なりの楽しみを見つけながら読むことが出来ます。
実際の本の中身ですが、まず最初に現代語訳があります。
その後に原文がページ上段に、そして読み下し文がページ下段にあるので、原文をそのまま読んでみたい場合は現代語訳を飛ばしても良いでしょう。
古文書(漢字だけで綴られた文書)初心者でしたら、現代語訳を読んでから原文&読み下し文を改めて読むと良い勉強になりそうです。
この本は子母沢寛さんの新選組三部作と同様にこれから何度も読み返すことになるんじゃないかな~と思いました
今のところは年月日や登場する人物名を覚えようなんて自分にハードルを課すようなことはしないで、新選組の歴史の全体像を把握することを念頭に置いています。なので、1冊の本をじっくり読むと言うよりは、できるだけ多くの本を読むつもりです。
新選組始末記
新選組異聞
浪士文久報国記事と読んで来ましたが、何だか良い感じで知識が得られているのではないかな
私にはこの順番が合っていた気がします。
数日前から新選組誠史(釣 先生)を読み始めましたが、並行して新選組奮発記(永倉新八さん)も読むことになりそう。
新選組誠史は文字が小さいので、少しだけ気合いが必要です
私はまだ老眼の兆候はないのだけど、新選組誠史は分厚いので、「これだけのボリュームの本をこんなに小さな字で読むのは、ちょっと気が引けてしまう」感じです。