ガッカリだった第13期プロクイーン

 

先週末の土・日に女性麻雀プロのタイトル戦である、第13期プロクイーンが開催されていました。

 

私はテレビは見ないけれど、PCでプロの麻雀対局は結構見てます。

去年まではモンドもオンデマンドで見ていたけれど、いつも同じメンバーばかりで面白くないから今年からは日本プロ麻雀連盟チャンネルだけ継続。このチャンネルを見るだけのためにプレミアム会員にもなっています(^_^;)

少し前にとある雀荘でお会いした麻将連合μの小林剛プロから「良かったらこちらも見て下さい」と紹介されたニコ生チャンネルもあって、麻雀好きには良い時代になりました(さすがに2つも見るほど時間は無いので、そちらのチャンネルは登録していませんが)。

最近は忙しくて麻雀を打つ時間もないから、テレビ対局を見られるだけでもマシという感じ。

 

週末はどちらも仕事が入っていて夕方からちょっとずつしか見ていなかったのですが、日曜日は最終局を放送していたので、ご飯を作りながらラジオを聴くような感じで流していました。

でね、優勝者がねー。

解説している麻雀プロ達も「えっ!?」という事を何度もやらかしていて、運だけで優勝に導かれたみたいな結果になってしまって。

男性プロまでもが「天才」と呼ぶ、あの勝俣プロですら感心するほどの雀力を持つ茅森プロが今年も準優勝(=2位以下は意味なし)という結果に愕然。

今年も最後まで良い勝負を見せていた和久津プロと茅森プロ、そして途中で足切りになってしまった瑠美ちゃん(二階堂瑠美プロ)はともかく、残りの2名はこれからの若手みたいでした。

初めてのタイトル戦の決勝戦という緊張と経験不足が露呈していて、お金を払って見る立場からすると時間の無駄みたいな印象は否めず。

最後に若手の一人が差し込むように当たり牌を打って優勝者が決まるという結果で終わり、何とも後味の悪いタイトル戦となりました。

 

若手の方々はこういう経験を通じて雀力を上げていくのだと思うので、それについては何も言いません。だって、実力があると言われている人達だって同じような経験をしていると思うから。

だからね、茅森プロには踏ん張って欲しかった。

和久津プロと二人で、格の違いを見せつけてやって欲しかった。

とは言え、麻雀は素人(=私のような下手くそな麻雀愛好家)でも勝ててしまうゲームで、運もかなり左右すると思うので、悔しさは彼女たちが一番噛みしめているとは思うのですが。

 

7〜8年前の茅森プロは天才ゆえに努力をしないイメージ。

麻雀が好きな訳じゃないけれど、才能があってその世界にただ居るという感じ(あくまでもイメージです)。

これを機にもっともっと練習を積んで、天才が練習を積んだら向かうところ敵なしっていうのを見せて欲しい。

 

そう言えば、最高位戦の女流タイトルを連覇していた山口まやちゃん。元気かな?

彼女はすごく気さくで、たまに一緒に麻雀していたけれど、さすがプロ!という上手さだった。

 

個人的にはプロクイーンの名を落とした年になったと感じました。

見ようとも思わない(むしろ見たら不快になるのは確実な)タイトル戦は初めてです。

 

私は実況や解説をしているプロ達の話に「何でそれが分かるの!?」って思っちゃうくらい素人同然だし、牌効率がいつまでたっても覚えられないから下手なのだけど、プロならそれ相当のレベルを示すべきですよね。

可愛い女性プロを集めてカレンダーを作っている場合じゃないですよ。

 

 

ちなみに、こちらは去年のベスト8最終戦の茅森プロが同卓した組。

彼女は本当にすごい人です。

私もこんな風に打てたら良いのに(遠い目・・・)。

 

 

 

 

偉そうに色々と書いているけれど、最高位戦の1月に行なわれるペアマッチ(プロ&アマ)で、いっつも沢山のプラスを叩き出すプロのプラス分を全て帳消しにする私だったので、自分の雀力を完全に棚に上げて書いています(笑)

 

ま、あくまでも麻雀愛好家の一般人による感想ということで。